父親の影響力、お父さんも、子供と手を繋ぎましょう。

父親の影響力、お父さんも、子供と手を繋ぎましょう。思いやりのある子供に育てたいですね。

f:id:kosodatehiroshi:20200920130909j:plain
お父さんも、お子さんと手を繋ぎましょう

脳科学者の澤口俊之先生は、ある番組で、

「父親の存在は、大体、七歳以降から重要になります」
とおっしゃられました。

実際、幼少期だって、父親の存在はそれなりに重要でしょうけども、特に、七歳以降から重要度が増すという意味でしょう。


澤口先生の話とは別に、あくまで、統計的なお話ですが、東日本に行けば行くほど、父親と子供で手を繋ぐ率が高く、西日本に行けば行くほど、父子で手を繋がない傾向が強いという話があります。

幼い頃に、父親と手を繋ぐ経験か少ないと、思いやりの無い子になる可能性が高くなる。
…らしいのですが、となれば、西日本の方が、少し思いやりに欠ける人が多い事になります。

これも、偶然だと思いますが、父子の手繋ぎ率に比例するように、成人してから、非合法団体に所属する率も、西日本に行く方が高いそうです。

私は、西日本出身で、学生時代は関西に住んでおりましたが、確かに、東京を含む東日本の方が、親切な人も多いいし、マナーなど、行儀も良い感じはしますね。

勿論、西日本の人達だって、不親切な訳ではありませんよ。

大阪などでは、都会特有の集団の傍観者になる人は少なくて、何かもめ事や、困っている人が居たりしたら、
「どないしてん?」もしくは「どないしはったん?」
と下世話な位に親切な、おっちゃん、おばちゃんが居たりします。

ただ、私の田舎でもそうですが、信号機のない横断歩道等で、歩行者の為に止まってくれる車は、確実に少ないですね。

大阪などでは、露骨に、
「なんで、歩行者が優先やねん!」
という人も多くて、私が関西に住んでいた頃も、

「あの車が、この横断歩道(信号機なし)に到達するまでに、普通に歩いても、二往復は出来そうやな。」

というタイミングで、横断したとしても、遙か彼方から、クラクション鳴らされることも当たり前にありました。

結婚の前年に、カミサンと関西を旅行しましたが、関西では、信号が変わっても、左折の車は一時停止してくれません。

本当に、ダーッ!とした流れで、歩行者を無視して、車が流れて行きます。

関東生まれで、関東育ちのカミサンは、この光景に度肝を抜かれ、
「いつ渡ったら良いの?」
と聞いてきました。
「車が全部行ってから」
これが、正直、関西ではあります。

東京以東になると、結構、歩行者の為に車は止まってくれます。

仕事や旅行で、福島、宮城、岩手、山形などによく行ったものですが、東京よりさらに、親切ですし、総じて行儀もよろしい。

…あくまでも、総じてですよ。

東日本大震災の時、
「日本人は略奪もしないし、暴動もおこさないし、行儀がよい。
何故、日本人はあんなに冷静に行動し、助け合うことが出来るのか?」

世界中に取材され、特集番組まで組まれて、誇らしくも思いました。
(これらの海外番組は、YouTubeなんかで検索すると、今でも観られますよ)

我が家の近所でも、
(東東京~千葉、埼玉も物理的被災地でしたし、物流面を加えれば、西東京、神奈川も被災地でした)
隣の区の住民が大挙、運河を超えて買い出しに来た事がありましたが、コンビニの店主やスーパーの人達の、
「先ずは、地域の方々に優先してあげたいので、遠慮して頂けないか?」
という呼びかけに、殆どの方が「そりゃそうだ」と引き上げられた光景を見たこともあります。

これが、もし、西日本だったら、同じ振る舞いは出来ただろうか?
西日本出身の私は、ちょっと不安に思ってしまいました。

実際、阪神淡路震災の時「たまたまそんな人も居ただけ」と思いたいのですが、被災翌日位に、神戸市役所で、
「どないなってん?」
「市役所はなにやってんねん?」
みたいに、同じ被災者である、市役所及び市職員に食ってかかる、光景がテレビで映し出されましたし、震災に乗じて、商品に法外な値段を付けたコンビニが映し出されたときは、関西系の人間として、悲しい気持ちになった事があります。

ホント、たまたま、そんな人も居て、そんな人だけが、ニュースとして取り上げられた。
と思いたいですけどね。(日本のテレビ局は、日本人批判好きだし)

私の田舎でも、スーパーのレジが混んで、
「次ぎにお待ちの方どうぞ」
と、新しいレジが開いたりすると、次でお待ちでは無い方が、ササッと割り込んだりします。
そして、レジの人も注意しません。

勿論、東京でそういった人はゼロ、とは言いませんが、同じ事をすれば、大抵、ひんしゅくを買いますし、レジのお姉さんから、
「スミマセン、次ぎにお待ちの方をお願い(優先)します」
と注意もされます。

単に、西日本と東日本の、考え方の違いだけかも知れませんし、くどいですが、たまたま、そのような人が取り上げられただけ、なのかも知れませんけどね。

まあ、お父さんも、積極的に子供と手を繋いだ方が、他人に思いやりのある子に育つ可能性は高いかも?
というお話です。

大体の場合。日頃、お父さんの方が、子供と接触する機会はすくないですからね。

父子で手を繋いだからって、思いやりのある子に育つかどうかは、保証の限りではありませんけど、少なくとも、親子関係は良くなるのではないでしょうか?

私の田舎なども「手を繋ぐと、依存心の強い子になる」とした考えが根強いようですが、むしろ逆で、手を繋いでくれないから、依存心の強い甘ったれになる。と個人的には思っています。

父子で手を繋ぐ習慣のない地域のお父さん。
余計なことかも知れませんが、思い切って、お子さんと手を繋いであげるのも、良い物ですよ。