おじさんのニオイのする女性が増えた。 #社畜 #女性管理職 #ノネナール

おじさんのニオイのするキャリア女性が増えた。

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ひところより「社畜」傾向は減ってはいるけど…

子育て主夫の私ですが、五年ばかりライターの仕事をしておりました。
仕事の依頼によっては、時々、少し大きめな会社に出向くことがあります。
そこで、女性の中間管理職の方と、お話する事も多かったのですが、その頃から、おじさんのニオイのする女性が増えた様に感じます。
「おじさんのニオイ」
と言っても、立ち振る舞いとか、
「私、そろそろ、ドロンさせて頂きます」
みたいな事を言う、オジサン臭い人という話ではありません。
最近のオジサンでも「ドロン」なんて言いませんけどね。それに、オジサンみたいな事を言う女性は、昔から結構います。
体臭や口臭そのものが、オジサンのニオイがする女性が増えたと言う話です。
ある会社で、お会いした女性管理職の方も、まだ三十代だろうに、歯槽膿漏のニオイと身体を病んでいる体臭がしました。
多分、ご本人も、その事には気付いているのかも知れません。
キツメに香水を使っておられました。
しかし、体臭と口臭と混ざって、失礼ながら、正直、気持ち悪くなりました。

「おじさんは臭い」とよく言われます。

…が臭いのには、訳があります。
いつも、追い込まれて仕事をしていて、ストレスや疲れが溜まり、身体の代謝機能が損なわれているからです。
おじさんだって、健康的で自身をメンテナンスする生活を続けられれば、意外と臭くないんですよ。
身体の代謝機能が弱っている上に、ストレスの発散方法として煙草や飲酒に走るので、ノネナールなる物質が大量に分泌されて、オヤジ臭さに拍車が掛かっていたりします。
私も、昔は、締め切り、下版に追われ、月の半分は、会社に泊まり込みの生活をしていて、バブル全盛期などは、月に一日か二日家に帰れるかどうか? の暮らしをしておりました。
やっぱり、何度か、体調を崩し、一度は病院に担ぎ込まれた事もあります。
好きで、やっていた仕事だったので、体調壊したり、大変な割りには、余りストレスの自覚はありませんでした。
自分では追い込まれた方が、力が発揮出来ると思っておりましたから、その分だけ多少気楽だったも知れません。
子供が産まれ、丁度、と言ってはなんですが、二度目の会社も倒産したので、私は主夫になりました。
それから、子供に合わせた健康的な暮らしをしておりますから、大きく体調を崩すことはなくなりました。
代わりに、貧乏には成りましたけど。
でも、あのまま忙しい毎日を過ごしていたら、今頃どうなっていただろう? と思うこともあります。
女性の社会進出…主夫の立場からすると、主婦・主夫だって立派に社会に貢献しているのだから「社会に進出してなかった」みたいな、この言い方はあまり好きではありません。
なんか「直接お金を生み出さない、あなた達は、社会の一員では無いんだよ」みたいに聞こえて嫌です。
「女性の企業進出」として欲しいかな? と思います。
まあ、女性も企業進出し、責任のある立場に置かれる女性も増えました。
追い込まれて、仕事仕事で、体調を壊した、としても不思議ではありません。
ワークシェア」なんて言葉もあります。
仕事を分け合う事で、沢山の人に仕事が行き渡ると同時に、疲れを溜めないことで、人的ミスも軽減できるという考え方です。
しかし「責任ある立場」はシェア出来ない現実もあります。
責任をシェアしちゃうと、仕事全体が無責任なものになってしまいます。
何年か前も、四十代の女性管理職の方と、お話ししたとき、加齢臭がしました。
最初「あれ? 俺から匂っているのかな?」と思ったのですが、その女性が、離席するとニオイがしなくなって、戻ってくると匂ったので、あ、この人から匂うのか、と解りました。
男性と同レベルの責任を任される事で、不健康さも同レベルになって、なかなか、大変だなぁと思ってしまいます。

先進国

先進国の定義はハッキリしませんが、経済的先進国に限っては、アメリカを先頭に、国民全体を「千尋の谷」に突き落とすような、不幸せがあります。
(同時に、良い所でもあります。経済は、絶えず成長を続けなければ、豊感を得られませんからね)
使い古された言葉ですが、物質的に豊かな事が、イコール幸せな事なのか、本当に、解らない時もあります。
我が家の様に、お金が無い事も、不幸には違いありませんが、お金があっても、お金に追われた生活もまた不幸なんでしょう。
ほどほどに働いて、ほどほどのお金がある。そんな生活って出来ないモノなんですかね?
かつての、日本はそれが可能だった、時代もあったような気がします。
管理職の女性も、体臭以外に、ストレスで自殺する人も増えました。
私のカミサンも、今は管理職ですが、おじさん臭くならないよう、ストレスが溜まらないように、私が体調管理しておりますけどね。(^^ゞ

【責任はシェア出来ない】

実際にあったお話です。
雑誌というのは、雑誌そのもの売り上げではなく、そこに掲載されている広告費が収入になります。
雑誌の値段は、ほとんど配給会社と本屋さんの取り分です。
その広告なんですが、ある、印刷会社が受け持っていた広告ページは、誤字誤植がないか、5人五重の校正をしておりました。
にも関わらず、毎度のように、校正漏れが起きます。
「ウチは五人で、同じページを校正しているですけどねぇ…」
その印刷会社の課長さんはぼやいていましたが、
「…それが、原因なんじゃないですか?」
と、私は、ちょっと指摘するような話をしたことがあります。
最初の校正マンは「どうせ、次の人が見るだろう」と、次ぎに回す。
次の人も「次の人が見るだろう」と思い、最後の人は「前に4人も見ているんだから」
と、結局全員がちゃんと見ていませんでした。
コンビニ等、シフト制で仕事を引き継ぐような場合。担当した時間帯がその人の責任であり、責任の有りどころもハッキリしますが、この校正の様な場合は、返って責任の有りどころが分からなくなってしまいます。
その後、校正マンを一人にし、複数回校正するようにしたら、驚くべきことに、誤植事故は殆ど起きなくなりました。
責任までシェアしてしまうと、結局みんなが無責任になってしまう。という事ですね。

「五人の校正マンの内、一人を責任者にすれば」という話もありましたが、それだと、結局残りの四人が無責任になり、必要はなくなります。なら、それぞれが、責任箇所を決めて行う方が良い。という話にもなりましたが、たった一ページだったので、初校から再校、再再校まで、担当者は一人になりました。

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