三つ子の魂百までも #洗脳 #教育 #通り魔 #DV

三つ子の魂百までも子供時代の教育の重要性と恐ろしさ

昔、男性アイドルユニット「嵐」のメンバーである。
二宮和也さんが、ある番組の中でこう仰っておられました。

「子供の時から、両親に〝ストレス溜める位ならお金を貯めろ〟って言われてて、それで、現在でも余りお金を使わない、貯金をしてしまいます。子供の頃の教育って、凄いなぁって思いました」
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バラエティー色の強い番組でしたから、二宮さんも、少し冗談ぽくお話されいましたが、いや、なかなか的を射た意見だと関心いたしました。

二宮さんの場合、お金の大切さをご両親は教育されたので、それは、決して悪い教育ではありません。

ただ、ご本人は、それが故、自分はケチなのではないか?
と心配されていましたが、散財家よりはよっぽどましだと、個人的には思います。

さて、幼少期にすり込まれた教育。

前述の二宮さんのような、良い面もありますが、逆に、恐ろしい面もあります。
ドメスティックバイオレンスに悩んで離婚した、ある女性のお話ですが、旦那だった男性は、結婚前までは大変優しかったそうです。
所が、結婚が決まり、旦那の実家に住む事になり、その入籍直前になって、
「結婚したら、家の中で、俺が一番偉い。二番目が俺の父親で、三番目が母親、実家には犬が居て、犬が四番目。お前はその次ぎだ。そして、子供が産まれたら、子供、犬、お前の順番だ。」
と言われたそうです。
最初、冗談位に思っていたそうですが、家に入ると、宣言通りに扱われ始めたそうです。
話がある時も、
「この煙草を吸っている間だけ話を聞いてやる」
と言われ、ある時、制限時間内に終わらなかった為、いきなり、小さいがガラスの灰皿で頭を殴られ、それが我慢の限界となって、離婚されたそうです。
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で、何故、この旦那が家庭内で順列を決め、奥さんを奴隷の様に扱ったかというと、両親からだったのか、父親だけからだったのか、とにかく親からの教育でそう思っている。
そして、疑うこともなく成人したわけです。
中には、親からの偏った教育に、疑問を持つ子も居ますが、洗脳教育の恐ろしい一面ですね。
前述の二宮さんの様に、周りから、多少、ケチと思われても、散財するよりは、貯蓄するという洗脳教育はむしろ良いでしょうが、それだけ、幼少期の親の言葉は重たいという事なのでしょう。
どうせなら、良い洗脳(この言い方もいやですが)を施してあげたいものです。

【もうひとつ】

2010年頃の事ですが、深夜に一人歩きしている女性が、いきなり殴られる。
という、通り魔事件がありました。
犯人は意外に早く逮捕されましたが、17歳、高校生の男の子。
動機は、よくある「ムシャクシャしていてやった」でしたが、
「何故、女性ばかりを襲ったのか?」
の質問に、
「夜、一人で歩いてる女なんて、どうせ、水商売かなんかをやってる女だし、だらしない女だから殴っても良いと思った」
と答えました。
水商売の女性だから。夜一人で歩いている女はだらしない。とは、大変な偏見です。
2010年当時。出版業界は、まだ、終電やタクシーになるような事も多かったので、うちのカミサンは、たまに深夜に帰ってくることもありました。
犯人からすると、これもだらしない女という訳ですね。
少年は、何故、そんな考えに至ったかというと、やっぱり両親からの教育でした。
夜中に一人歩きしている女は、ろくでもない女だ。という風に教育されていたんだそうです。
簡単に洗脳されるタイプの人は、最初に洗脳されてしまうと、そこから抜け出すのも難しいんだそうです。

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