姉ちゃんの恋人 私、ちょっとAD経験あります。
明日は、第二回ですね
大河以外で、連続ドラマはあまり見ない私ですが(ドラマは基本、一話完結が好き)、撮影現場を通りかかり、主演俳優の二人のすぐ横を通ってしまってから、妙に気になって見ています。
私の好きなサイクリングロードの傍が舞台だというのも、なんか気になる要素です。
ドラマに限らず、テレビ撮影で、公道を使用する場合、必ず管轄の警察署に「道路使用許可」を得なければなりません。
使用目的、使用日時、使用範囲、安全確保の明示等、基本三枚の用紙で提出しなければなりません。(ザックリでもカメラ何台、どの位置にカメラを起き、どの角度から撮るなどの図面も必要になることも)
何日から何日まで、何時から何時まで使用するか、を明記して、道路は何メートル使い、半分使うのか、全幅を使うのか。半分使うとしても、車が通れる…二メートルだったかな？ の空き幅は必要になり、取れない場合は全幅使用となります。
撮影の場合、大抵は全幅使用になりますし、その場合、迂回路図面が必要になります。
公道を使用する場合、いずれにせよ、警備員を置くことが義務になっていて、車道を使用する場合には、パイロン(カラーコーン)やパイロンとパイロンを繋ぐ黄色と黒の斑バーが必要だし、三人以上の警備員が必要なったはずです。図面をみせて、足りないと判断されると、窓口の警察官が「ここと、ここにも警備員を配置してください」と指示してきます。
その場で書き足して済む警察署が主ですが、書き直してこいという警察署がたまにあります。
私が、編集社から企画会社に転職した時、衛星チャンネルでしたが、何度かADさんのような事をしたことがあるので、古い記憶ですが、道路使用する場合はこんな感じでした。
「姉ちゃんの恋人」江戸川での撮影は、警備員が付いていたので、ちゃんと、市川警察署に使用許可を取っていますね。
子供が生れてから後、神保町のウェブサイト会社で、パートで編集の仕事をしていた頃。
昼休みに食事に出かけると、歩道が渋滞してました。普段から、人通りは多い所ですが、それでも異常。
渋滞の先を見ると、大手地上波テレビ局が何かしら撮影をしている。
神保町もチョイチョイ何かの撮影をしている場所ですが、その日。
局のADが、
「立ち止まらないでください。立ち止まらないでください。」
と怒鳴ってる。
ADは「見学するな」という意味で怒鳴っていたようでしたが、実際は撮影隊が邪魔で渋滞してました。あの界隈のサラリーマンは、撮影慣れしていて、物見高い人は少ないしね。
あんまり「立ち止まるな」って怒鳴っているものだから、サラリーマンの一人が、
「お前らが、邪魔だから行けねぇんだろうがぁ」
と怒鳴り返していました。
何人かが、
「そうだよ」
と追随しておりましたが、その時、警備員やパイロンが用意されていなかったので、
「あっ、無許可だな」
通報してやろうか？ 私も、ちょっと頭に来ていたので、一瞬、思ったのですが、まあ、他のサラリーマンさん達が怒鳴ってくれたので、何もしませんでした。
もし、あなたが、公道を利用した撮影現場を見かけて、警備員が居ない、パイロン等、境界線を設置してなかったら許可を取っていないか、使用に際しての義務を怠っているので、通報しても構いません。
と、言うよりも、安全の為した方が…まあ、よいのでしょうね。…私はしなかったけど…
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