犬だって笑う
犬ってやっぱカワイイ 4
「笑う」という行為は人間にしか出来ない。
何か滑稽な事、常識から外れた話を聞いて笑う。という行動は、基本…というか、言語を持った人間にしか出来ないと言われます。
だから、落語家とか漫才師やコント師という職業が成り立つ訳ですね。
でも、犬だって笑いますよ。
とはいえ、
「アハハハッ…こいつら腕上げましたよね。ご主人。最初見たとき、一発屋で終わると思ったけど…」
みたいに笑う訳ではありません。
「笑顔」を作るという意味です。
良く、犬においでおいでをすると、笑ったような顔しながら、尻尾振って近づいてきますよね。
あの「笑顔」に見える顔って、人間の笑顔を真似ようとしている行為なんだそうです。
相手に好感の意を伝えるための、犬が人間にするコミュニ―ケーションツールなんだそうですね。
やっぱり、これも「指差し」「視線」と同じく、人間と犬にしか理解出来ない、シグナルなんだとか。
同じイヌ科で「視線」をコミュニケーションツールとして使う「狼」も、笑顔ツールは使えない。
まあ、言われてみれば、確かに、動物番組なんか観ていても、怒りの表情（威嚇）は、チンパンジーでも、犬でも見る事ありますが、笑顔のような表情を作る、動物って、犬以外でみたことないですよね。
私も犬好きな方ですが「犬や猫は人間にとって一番の友達」等の言葉に、どこか、人間側の勝手な言い分を感じていましたけど、こうしてみると「確かに、犬は本当に友達なのかもしれない」と思い始めています。
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