カミサン乳癌になる② #乳癌 #ピンクリボン 

カミサン乳癌になる②

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九月に入って、カミサンは手術の為に、順天堂病院に入院しました。
順天堂の場合、確か、水曜日と金曜日が、手術全般を行うの日だったと思います。
カミサンの術日は、水曜日。
手術室の前といいますか、横手? に待合室があって、私以外に何組みもの家族が、身内の手術
が終わるのを待ってました。
手術は思ったより早く終わり、名前を呼ばれ、手術室から運び出されるカミサンに付き添いましたが、麻酔がまだ効いていて、カミサンは、うつろな感じでした。
丸一日寝て、翌日には、もう歩けたのですが、
「脚がおぼつかない…」
と言っておりました。たった一日でも、寝たきりだと筋力は1パーセント程落ちると言われていますが、手術の負担も身体に残っていたんだと思います。

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放射線治療

退院して11月から「抗がん剤治療」や「放射線治療」が始まりました。
むしろ、ここからが大変。
抗がん剤」は髪の毛が抜けてゆきます。カミサンも例外ではなく、日に日に脱毛してゆきました。
抗がん剤治療中で恐ろしいのは、感染症です。免疫力が弱くなるので、直ぐに風邪を引く。
当時、恐ろしかったのはインフルエンザ。実際、癌治療で死亡するのは、癌そのものより、治療中の感染症で亡くなる方も結構多いそうです。
今年、女優の岡江久美子さんが、乳癌手術後の抗がん剤治療で、新型コロナに感染して亡くなりましたが、普通のコロナ風邪でも、命取りになりかねない恐怖が付きまといました。
しかも、風邪、インフルエンザの流行る時期。
抗がん剤治療は、11月~4月、半年間続きました。その間、ホント心配でなりませんでした。免疫が落ちているので、いつもヘロヘロで、見ている方が辛い感じでした。
(実際は、カミサンの方が何倍も辛かったでしょうけど)
抗がん剤治療の半年間も辛かったですが、直ぐに普通に戻る訳でもありません。
定期検診は、いまでもありますし、何かしらの治療薬も今でも飲んでいます。
乳癌に限らず、癌疾患は本人の責任ではありませんけど、みなさん、本当に気を付けてください。
そして、乳がん検診は、面倒くさがらず必ず受けてくださいね。

乳癌日記 胸の小さな痛みから始まった乳癌闘病記 (コミックエッセイ)
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