テレビ朝日60周年記念「逃亡者」前編
私、こういう、二時間～四時間であっても、一話完結、二話完結のドラマが好きです。
必然的に、テレビで観るドラマってサスペンス物が多くなるんですけどね。
「逃亡者」
ハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズよる映画も観ましたが、元は、連続テレビドラマでした。
実話が元になっています。
妻殺しの容疑を掛けられた人物が、逃亡しながら、真犯人に繋がる捜査をしていたと言いますから、アメリカ人はこう所のガッツは凄いですね。
今回の「逃亡者」日本が舞台なので、当然、日本風に仕上がっていますが、豊川悦司さん演じる公安刑事、映画のトミー・リー・ジョーンズばりの傲慢さが出ていて良いです。
防犯機能の発達した現代、冒頭、家政婦と奥さんが刺殺される現場状況の設定には、ちょっと製作者の苦労が伺えます。
撮影そのものは、2019年11月頃に終わっていたそうですが、コロナのせいで、もう一人の逃亡者「嶋岡」の咳が気になりました。これも、ある種、洗脳された結果ですね。
病院での泥棒・余貴美子さんも設定として面白かったです。
今夜は「麒麟が来る」「THE MANZAI」「逃亡者」があって、忙しい夜になりそうです。
【余貴美子さんこぼれ話】
余貴美子さん。横浜生まれで、日台ハーフです。お父さんが台湾人、お母さんが日本人です。台湾での生活も長かったので、ちょっと訛りがありますね。
覚えておられる方も少なくなったと思いますが、亡くなられた女優の「二分の一足らず」さん…じゃなくて…「范文雀」さんの従妹にあたります。
范文雀さんは、ご両親共々台湾人ですが、ご両親の代から日本育ちで、ご本人も台湾語が出来なかったそうです。五歳の時、お父さんが台湾に帰国、お母さんと共に広島の祖母宅に育たれたので、セリフに訛りがありませんでしたね。従妹だけに、余さんと良く似ています。
逃亡者 (字幕版)
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