山口県光市母子殺人事件 #再審棄却 #最高裁 #光市

山口県光市母子殺人事件

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裁判員記念バッジ

犯人の大月孝行(旧姓・福田)死刑囚の再審請求を、最高裁は棄却した。
という、ニュースが流れていました。
1999年、山口・光市で本村弥生さんと、生後11か月の長女の夕夏ちゃんを殺害し、財布を盗んで逃げる等した事件です。
犯人は当時18歳の少年
法廷では、少年側弁護士と被害者遺族との間で、壮絶な戦いがあり、2012年に死刑が確定しました。
事件が起きたとき、私は、まだ編集会社に務めていた頃で、事件の凄惨さにショックを受けたものです。
死刑確定の是非について、私がどうこういう事ではありませんので、触れませんが、当時18歳だった少年も、既に39歳。人生の半分以上を拘置所で過ごしている訳です。
「…もう、そんなに経つのか…」
という思いと、一時の自己中心的欲望を抑えきれなかった為に、先の長かったはずの人生を棒に振り、今度は、自分の死の恐怖におびえて暮らしている。なんとも言えない気持ちにさせられます。
犯罪を犯した当時の福田少年は、犯行に際して「未成年だから、行っても少年院」位に思っていた節があります。(実際には少年刑務所もありますが)

1992年に起きた、千葉県市川市の一家四人殺害事件の犯人・関光彦てるひこも、犯行当時は19歳。逮捕された時「あーあ、俺もこれで年少少年院行きかぁ」とこぼしたと言います。
甘いと言うか、モノを知らないにも程があります。
未成年ならどんな犯罪でも、少年院どまりと思っていて、しかも「箔が付く」位に思っているアブナイ青少年は、犯行に至らないまでも、昔はまあ…居ました。

未成年だから云々以前に、被害者の気持ちや、その遺族の気持ちを考える能力を備えて欲しいものです。家庭環境が、劣悪な環境で、グレてしまう事はありますが、だからと言って、何の落ち度もない人を殺しても仕方ない。という事にはなりませんよね。
ただ、17歳の少年が、実母に「殺してでもお金借りてこい」と言われ、実の祖父母を殺害した事件もあります。
あの場合は、幼少期から母親の言葉に逆らえない、洗脳のような事柄があったように思います。
「誰もボクを見ていない」なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか
アメリカの古い事件にも、もう父親は、ヨボヨボなのに「若い女連れてこい」と命令されて、逆らえず、次々に女の子をさらっては、父親に貢いでいた事件がありました。
これなども、体力も知性も、既に父親を凌駕しているにも関わらず、父親壮健時の恐怖から脱しきれない、洗脳がありました。
光市・母子殺人の再審棄却のニュースを見て、我が子にはあんな人間には、絶対に成ってほしくないと願わずにはいられませんでした。
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