丑年 牛のハン・スーイ #干支 #丑年 #はんすうい

丑年 牛に纏わるお話②

牛のハン・スーイ
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牛のハン・スーイ

私は、小学校低学年の頃まで、「牛のハン・スーイ」とは、中国かなんかのおとぎ話だと思っていました。

むかーし、むかし、中国のある村に、牛のハン・スーイが住んでいました。少し、のんびり屋の為に、いつも村の子達にいじめられて居ました。
「どうして、みんな、僕に意地悪するんだろう?」
ハン・スーイは、悲しくてなりません。
そんな、ハン・スーイを、
「スーイや、みんな、お前の素晴らしさが分かっていないのです、いつかきっと、みんな、あなたの素晴らしさが分かる時が来ますよ」
いつも、そう言って、慰めてくれていた、優しいお母さんも亡くなり。
ハン・スーイは独りぼっちになりました。
ある年、大雨が続いて、川の水が氾濫します。このままでは村は流されてしまいます。崖の上の大岩を川に落とせば、流れが変わって村は助かりますが、みんなで押しても岩はビクともしません。
「ああ、村はもうだめだ」
みんなが、諦め掛けた時、牛のハン・スーイだけが、ただひとりで、大岩を押し始めました。
岩はジリジリと動き出し、川に落ち、流れが変わって村は助かります。
「牛のハン・スーイは、凄い力持ちだ」
それから、ハン・スーイをバカにするものは居なくなりましたとさ…めでたしめでたし…

そんな、空想をしておりましたが、高学年の頃に「牛の反芻胃」だと知って、愕然としたものです。しかも、牛には四つも胃袋があると聞いて「どんだけやねん!」と思ったものでした。

でも、牛に四つも胃があって、段階ごとに口に戻して咀嚼しているという事は、元々、それだけ消化しにくい草を食べている動物なんですね。
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