寿司屋でバイト #寿司

学生時代に寿司屋でバイトしていました

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私は、お寿司が好きで、それが為に、学生時代は、ちょっと大きい寿司屋で、ウエイターのアルバイトをしていた事もあります。あの頃、まだSUSHIは世界では余り食べられていませんでした。
欧米では、生魚を食べる習慣はなかったし、中国でも非加熱料理は食べない習慣から、刺身等は食べていませんでした。
「寿司だけは世界に広まらないだろう」
と思っていましたし、広がって欲しくありませんでした。所が、あっという間に世界の料理になってしまいましたね。
寿司職人に成る人も増え、現在では学校も出来、日本のみならず、世界中に寿司学校は出来ています。
昔は、寿司を握れるまで五、六年~十年かかるなんて言われていましたが、今では、そんなに時間は掛からないみたいです。学校では、教え上手な人たちが集まるでしょうから、効率よく学べるのかも知れません。
でも、つらつら思い出してみると、昔、寿司屋の見習いさんは、常識が極端にありませんでした。勿論、皆がそうではありませんが、正直、多かったです。
先ず「お米を炊いたものがご飯」である事を知らない。当然、水で研いで、ほぼ同量の水を張って炊く事を知らない。鍋や薬缶に、水を張って湯を沸かす事が出来ない。水が凍って氷になる事を知らない。洗剤を付けて洗い物をし、水で濯いで、水切りをする事を知らない。包丁の受け渡し方を知らない。
ウソの様に思われるかも知れませんが、本当にそんな見習さんが多かったのは確かです。
要するに、寿司を握る以前に、常識から教え込んで行かなければならない状態でした。
寿司職人を目指した動機も「勉強できなくて、高校に進学出来なかったから、寿司職人になるか」的な人が多く、ちょっと、おっかない所では、昔、刑務所に入って居た。だの、反社会的組織の一員だった。など、あくまででしたが、そんな職人さんが沢山居ました。
今思えば、なんか社会の受け皿みたいな感じてしたが、みんな、口でいう程おっかない人達ではありませんでした。以上は、今となっては大昔の話ですし、あくまでも、私個人の経験だけで、言っているに過ぎませんが、仕方ないから職人の道を選ぶ時代から、好きだから職人の道を選ぶ時代になったのは良い事だと思います。
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