遺留捜査 今夜第四回
考えてみると、観るドラマは「刑事物ばかり」
まあ、一話完結型が好きなので、どうしても、そうなりがちなんですが、
「遺留捜査」の時間帯、テレビ朝日系「京都シリーズ」は嫌いではありません。
「科捜研の女」「遺留捜査」「刑事ゼロ」蟹江敬三さんが亡くなって、打ち切られたのか「京都地検の女」橋爪功さんの「京都迷宮案内」なんかも好きでした。
学生時代が京都だった、という事も、観ている理由のひとつです。しかし、登場する人達の殆どが京都弁を使わないのは、不満でもあります。京都弁のイントネーションが、結構難しい事も理由なんですかね? 方言指導を付ける予算が無いのかも知れません。
「京都地検の女」検事役の名取裕子さんが、事件の真相を暴くため、しょっちゅう出かけて行きます。検察事務官役の渡辺いっけいさんが「検事、案件が山積みです」と言って止めようとしていました。
名取さんの「これ、主婦の勘」というフレーズで、ちょっと番組に陳腐感が漂いますが、検事が書類だけで、事件を判断する事への問題提起も、番組的にはあったんだろうと思います。
「京都迷宮案内」橋爪功さんと、北村総一郎さんの下宿する「田舎亭」のおかみさん役「市田ひろみ」さん。私の知人が酷く嫌っていた事がありました。
理由は、着付け教室のおばさん(素人)が、ＣＭに出てちょっと人気が出たからって、女優気取りでテレビに出始めた。という物でしたが、
「あの人、元々女優さんで、どちらかと言えば、着付け教室の方が、副業だから」
余計だったかも知れませんが、勝手な思い込みで腹を立てている知人に言いました。
あ、そうだ「遺留捜査」ですね。ご存知の方も多いでしょうが、元の舞台は東京の月島でしたが、強引に、糸村聡と科捜研の村木繁だけが、京都府警に転勤になりました。地方公務員の他県転勤
なんて、実際にあるのか分かりませんけど、兎に角「京都シリーズ」に組み込みたかったんでしょうね。科捜研の村木繁は多分キャラクターとして捨て難かったんでしょうね。
新シーズンに入って、エンディングがちょっと「コールドケース(ドラマ)」っぽい演出になっていますね。
でも、何だかんだ、観ていると「京都のあの辺りだな」とか分かって、ちょっと懐かしく観させていただいています。因みに「科捜研の女」で、ちょいちょい京都府警の屋上シーンがありますが、北北東方向に京都タワー、その先に比叡山が見えますので、ほぼ、実際の京都府警本部の場所に近いと思われます。
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