桶狭間~織田信長 覇王の誕生(フジテレビ) #市川海老蔵 #広瀬すず #三上博史 #黒木瞳

桶狭間織田信長 覇王の誕生(フジテレビ)

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市川海老蔵さんの事、嫌いじゃないけど】
晩年の信長なら、ハマリ役だったかもしれませんが、若き日の信長を演られるには、ちょっとモッチャリした印象でした。濃姫役の広瀬すずさんとは、まるで親子。どちらかと言えば、母親・土田御前の黒木瞳さんとの方が、夫婦に見えました。
柴田勝家
松田龍平さんの事も、別に嫌いではありませんが、甲冑姿が余り「様」になっていませんでした。別映画で江戸時代を舞台にした武士姿は、良く似合っていましたが、柴田勝家はちょっと残念な感じです。
【堀田道空】
竹中直人さん演じる、堀田道空の月代がリアルでした。恐らく、月代はメイクではなく、地肌だったんでしょうね。
今川義元
今作品では、三上博史さんの演じた今川義元が一番良かったと思います。
大抵、桶狭間を扱ったドラマでは、義元は愚鈍に描かれることが多いですが、実際は「海道一の弓取り」と呼ばれるだけあって、軍事面も優れていました。
木下藤吉郎
藤吉郎は、織田に仕える前は今川の松下家に仕え、遠目ながら今川義元を見た事がある。というお話が残っています。義元が京風雅を好んだ事も理由でしたが、脚が短すぎて馬に乗れず、輿を使っていたという話もあり、それを信長に報告していたというお話もあります。
【今更の桶狭間「奇襲説」】
以前、記事にしましたが、私は「桶狭間」は、弱小の織田信長の奇襲では無かったという、考えです。尾張五十七万石を統一し、加えて伊勢・長島を押さえいた信長は、その矢銭上納金で、プラス10000の常備兵を養っていました。本国に守備兵を置いてくる、七十万石の今川勢との格差は殆どないか、上回った兵力であったと思っています。
【結果を知っている後世人の作り方】
それでも、援軍も望めない、信長の追い詰められ感を出せば、もう少し、面白いドラマになったように思いますが、雨を予見したり、今川義元の内の内を読み切っている様な演出は、信長をスーパースターに描きすぎて、返って詰まらない感じになっていたように思います。
もっと、次々にもたらされる情報にやきもきさせた方が、リアルだったのに、ちょっと残念です。
桶狭間では読み切って、美濃攻めでは読み切れていない】
あれほど、読みの深い信長なら、後の美濃攻めに失敗に失敗を重ねる事はなかったでしょうね。
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