田村正和さん主演「疑惑」 #田村正和 #津川雅彦 #沢口靖子

田村正和さん主演「疑惑」

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俳優陣は最高。内容は…オリジナルに数段は劣る
田村正和さんを偲んで。

東京5チャンネル。テレビ朝日で、田村さん主演の「疑惑」の再放送をやっておりました。
実は、これ、過去リアルタイムで観ました。
鬼塚球磨子、実は心根は優しく、白川氏とも愛し合っていた。という結末ですが、オリジナルでは、蛇蝎のような球磨子だが、白川氏は殺してはいなかった。という所に面白さがありました。
松本清張「疑惑」にはモデルがある
1974年に起きた、「別府3億円保険金殺人事件」がそうです。
荒木虎美という男が、婿に入った家の妻に、当時としては高額な保険金を掛け、二人の義理の娘も道連れに、別府湾に車でダイブ。自身のみが生き残って保険金を得る。という事件でした。
荒木虎美は「懲役太郎」と揶揄される悪人という事も有り、事故に見せかけた、保険金目当ての殺人と疑われます。
状況の全てが、極めて、保険金目当ての虎美による殺人説を裏付ける印象でした。
映画版「疑惑」での、法廷のやり取りは、ほぼ、この「別府3億円保険金殺人事件」の法廷で行われた、やり取りを再現しています。
荒木虎美は死刑判決となりましたが、刑の執行はされず、拘置所内で病没しています。
日本に限った事ではありませんが
(この辺りから)物証がなくでも、状況証拠で「死刑」になる事はあります(状況証拠とはちょっと違うか…兎に角、本人の自白がなくても)。
「自白はないが、この人以外にあり得ない」という場合です。
しかし、少なくとも、日本では、物証と完全に結び付けられない(?)死刑囚に関しては、「皆無」ではないかも知れませんけれど、刑は執行されていません(ちょっと説明的にずれてます。スミマセン)。
良い例が「帝銀事件」です。犯人とされた「テンペラ画家」も、極めて犯人に近い条件を揃えていました。
「彼しかあり得ない」
しかし、決定的に、物証と結び付けられて無く、刑は執行されないまま、やはり拘置所内で病没しています。(この辺りまで、説明が不正確です。スミマセン。朝、急いで書く内容ではないですね)

映画・小説 「疑惑」

テレ朝の「疑惑」豪華C級作品でしたが、小説と映画「疑惑」は傑作ですので、どちらも観て欲しい作品です。


岩下志麻さんが超綺麗です。
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