東京オリンピックを観て思った事 #オリンピック #黒人 #黄色人種 #有色人種 #白人 #差別

東京オリンピックを観て思った事

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最初に、私事ですが、この三、四日、耳内に腫物が出来まして、患部だけ38度の高熱になりました(身体の方は平熱)。頭に近いので、微妙に吐き気が続き、ちょっと運動すると、頭が痛くなっていました。氷枕等で患部を冷やしながら、寝たりして、現在は大部ましになりましたが、まだ、ちょっとクラクラしています。
閉会後も色々と物議を醸す今大会
バッハ会長の銀座徘徊問題や、広島訪問費用を広島県と市が負担等。
広島訪問に関しては「なんだ、来てくれたんじゃなくて、招いたのか」という、軽い失望感をおぼえました。
でも、ちょっと良かったと思った所
水泳競技で、黒人選手が目立ったことでした。
割と最近まで、水泳の国際競技で黒人選手は、まあ、見かけませんでしたが、今大会では、結構目立ちましたね…と思うんですけど。
水泳の国際大会に黒人選手が居なかった訳
理由のひとつとして、筋肉量の多さが挙げられていました。
人種の中で、黒人は先天的な筋肉量が、一番多く、私たち黄色人種を基準にすると、平均で約10パーセントも筋肉量が多いそうです。白人でも、我々より平均で5パーセントも筋肉は多い。
10パーセントも多い黒人選手は、筋肉の重さで水に浮かびにくく、よって水泳選手には向かない。という訳です。体操選手が、体脂肪が少なすぎる為に、水に浮かびにくく、水泳が苦手な人が多い事と同じ理由ですね。
しかし、根強い差別説もある
それ程昔の事ではありません。全ての国では無いでしょうが、欧米系の海軍では、兵士がプールや海に入るには決まりがありました。先ず、白人系が入り、彼らが上がった後に、有色人種が入る。というルールがありました。理由は、「有色人種と同じ水に入るのが気持ち悪い」というもので、特に黒人系が嫌われていたそうです(映画「ザ・ダイバー」の中でもこの差別シーンが描かれている)。
そんな差別があって、水泳のような同じ水に浸かる競技から、黒人系は締め出されていたと聞きます。同様の理由から、フィギュアスケートも、同じリンクに立ちたくないとして、黒人選手が育ちにくかったとも聞きます。
うーん、まあ、この差別説。事実なのかどうか、市井のおやじである、私には断言できませんが、ひとは、より汚い説の方を信じてしまいがちですね。
筋肉量が理由なのか、肌の色差別が理由だったのか、分かりませんけど、今大会で水泳に黒人選手も増えていた事は、良かったと思います。
非欧米圏初の東京オリンピック(1964)
御存知の方も多いと思いますが、先の東京五輪の前、1940年、昭和15年東京五輪が開催される予定でしたが、戦争で中止になりました。
それでも、戦後の1964年に非欧米圏(豪州含む)初の大会の開催地となりましたが、この東京五輪から正式の「パラリンピック」も開催されています。(後に、一回前のローマ大会が、第一回と位置付けられた)。
他、言語の問題からピクトグラムも生れ、(実際はそれ程問題でもなかったが)、そのピクトグラムが世界で賞賛されると、「実は、ピクトグラムの発祥地はアメリカである」と言い始める騒動もありました。
しかし、非欧米圏での東京開催は、差別や、薬物(ドーピング)に対し、当時としては飛躍的な改革をもたらした大会にもなりました。その意味で、今回、2020大会も、ジェンダー差別などに大きな改革をもたらした大会になった事は良かったとは思いました。
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