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行動ひとつで世界を一変させる事を発見した男の謝罪

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メディアは今、謝罪ブーム
若いオジサンも失言

オジさんが、金メダリストのメダル齧ったり、女性ボクサーを揶揄したり、まるで、ブームの様にテレビで謝罪が続いています。

「メンタリスト」DaiGoさんの生活困窮者への差別発言

テレビでも結構叩かれていたので、私なんかが、今更、どうこう言いませんけど、DaiGoさん。
中学生の頃の、ある行動を取り、周囲が一変した事で、

「自分の行動ひとつで世界は変えられる」

事を実感したそうですが、今回も、行動ひとつで、自分の世界を一変させてしまいました。
ただ、それが、彼自身の意図したものなのか、うっかりミスなのかは分かりませんけど。
肩書が「メンタリスト」なだけに、炎上マーケティングではないかとも疑われてもいます。

でも、正直、ガッカリしました。

生活困窮者を一括りに考えていて「他人の人生の何が分かるんだ」と言いたくなる。なんというか、彼のコメントの全てが「支配者の言」という印象が有ります。「他人の生きる権利、人の価値を決められる立場にあると考えている」と思われても仕方ないでしょう。
「残念ながら僕を叩いている人よりも、僕は彼らのことを保護してますよ」
という、セリフも、「金を出している自分には、見下すだけの権利があるんだ」と受け止められても仕方ないでしょう。
まあ、あの発言を以て、DaiGoさんの本性なんだ…と思いたくありませんが、世間的には「本性を現した」と見られるでしょう。
因みに、私は、人は場面場面で色々な行動取るものだと思っています。日頃、見せない一面を垣間見たからって、それが、その人の本性とは考えたくありません。「そういう一面がある」と考えたいと思います。しかし、DaiGoさんの今回の発言は、本音のひとつ、である事は間違いないと思います。

私、やっぱりAI推奨派です

DaiGoさんも、まあ、世間的にはエリートと呼ばれる学歴の持ち主です。一つ間違えれば、官僚になっていたかも知れません。しかし、あんな歪んだ考えの方に、支配者階級エリートになられたとしたら、そら恐ろしいと思います。
ま、実際、エリート意識の強い人って、どの業界、どの世界にも居ますが、正直、結構今回のDaiGoさんと意識は似ています。
ただ、救われるのは、エリートと言われる人々の中にも、真面目で非傲慢な人も多い所だと思います。しかし、支配欲の強い人間に、政全般の舵取りを任せるよりも、冷静で、多分、あらゆる欲を必要としない「AI」の方が、人々は公平且つ平穏に暮らせるのではないかと思っています。

支配者階級にとって「AI」こそが脅威

よく、SF映画等で、AIが人類を支配する世界を描いて居たりします。
「機械の奴隷」として、人類の危機感を煽っている様にも見えます。
しかし、恐らく支配欲を必要としないAIが、人間を支配すると、私は思っていません。
よしんば、支配するとして、理不尽だらけの人間に支配されるのとどちらが、人類は幸せなのでしょう。

【心】

ある、高名な落語家さんが、大喜利番組の中で、こんな事を言って、御褒美の座布団を頂いておりました。
「吾輩はAIである…心はまだない」
【心】って聞くと、多分、大抵の人は「思いやり」とか「優しさ」とか、そんな人間味をイメージされると思いますが、私が思うに「心」は同時に「憎しみ」や「嫉妬」「無慈悲」など「支配欲」も含んでいると思っています。
これら、「心」は、人の命、人生を左右する様な、重要場面で判断を狂わせる「エラー」の要素だと思っています。
余談ですが、だから、そのエラーだけを巧みに掴んでゆけば、人は出世して行く。とも言えます。

不公平の「心」

「心」には「優しさ」や「思いやり」という、パンドラの箱の「希望」に当たる要素もありますが、能力より見た目を優先してしまう様な、事例は沢山あります。
米国の実験で、ある大手企業の入社試験に、経歴は大した事ないが美形というていの男女数名と、優れた経歴だが、容姿は凡庸というていの男女数名を送り込みました。
美形の男女の方が採用され易い。という、結果が得られたそうです。
私たちの身近でも、似たような事は沢山ありますね。これなども「心」が起こすエラーのひとつでしょう。私などは美形なので、いつも困っています……すみませんウソです。

ロッチさんのコントに見るヒューマンエラー

「ロッチ」という二人組のお笑コンビさんがいらっしゃいますが、そのコントの中で興味深い作品がありました。
ある喫茶店で、ひとりだけ女性バイトを入れたい。応募は二人。
ひとりは、眼鏡を掛けた女性。経験もあり、住まいも近い、週5で出られる。等、能力、条件とも理想的。
もうひとりは、経験もない、出勤も余り出来ない。しかも、住まいが遠すぎる。しかし、胸が大きい。お店の状況としては、眼鏡の女性の方が良いのですが、マネージャーと店長は何かと、理由を付けては、胸の大きな女性を採用しようとする。
男の欲望を笑いにしたコントでしたが、ヒューマンエラーがよく表れている作品だと思わされました。

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こういう人が生活困窮者のイメージを悪している一面はある

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