いまさら「日本沈没」?
東京6チャンネルで始まった「日本沈没」小松左京さん原作で、今から四十数年前の作品です。映画になりましたし、ドラマにも何度もなりました。
日本が沈没するテーマなので、韓国でも大ヒット。
でも、「今更?」という気持ちも少しあります。
しかし、もう、昔の「日本沈没」を知らない世代も多いですね。漫才師「ナイツ」のお二人も四十過ぎでありながら、「知らない」とラジオで言っておりました。
日本列島は、むしろ、せり上がっている
小松左京さんは、科学者並みの知識を持っていらっしゃった作家さんでしたので、日本は沈没する処か、盛り上がっている。という事は、作品を発表された当初から言っておられました。
日本アルプスや、小笠原諸島の西之島が良い例で、海底の土が日本列島にベタベタと貼り付いて盛り上がり、地下のマグマが新しい島を形成しています。
日本アルプスも、雨が多い為に3000メートル級ですが、もし、雨に削られていなければ、15000メートル級の山に成長していたと言われています。(削られながらも年1センチ程度成長しているらしいですが)
ネタバレも何も…
日本沈没というタイトルですから、日本列島が日本海溝に引きずり込まれて無くなるというお話です。そして、日本人は国を失ったユダヤの民の様に、世界中に散らばって行きます。
…まあ、今回はさすがに、原作と違う展開になるのかも知れませんけど…
しかし、地球は困る訳ではない
ドラマの中でも「地球破壊」を反対し、現実社会でも「地球環境を守る」をスローガンに掲げています。しかし、地球は困りません。地球温暖化で、沢山の生物は滅んでしまうかもしれませんが、新しい環境で、また、別の生物が誕生し、新しい生態系を作って行くだけです。
かつて、恐竜が栄え、滅んだ後に哺乳類が台頭した様に、様子が変わって行くだけで、地球が困る訳ではありません。
「地球環境」などと白々しい事は言わないで「人類環境を守ろう」とした方が、よっぽどだと個人的には思います。
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