『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ)
昨日
朝っぱらから、ワイドショーで、「余った牛乳を廃棄しない工夫」というテーマで、事実上の廃棄行為「牛乳風呂」のニュースがおかしくて、そっちを書いちまいました。
12月27日
『志村けんとドリフの大爆笑物語』を放映しておりましたね。ほとんど、「志村けん物語」でしたけど、懐かしい思いで観させていただきました。
しかし、「志村けん」さん役に、「山田裕貴」さんとは、随分男前俳優を持ってきたものです。
男前でも「フラ」(お笑い芸人として、内面的「可笑し味」)があれば良いんですが、カッコイイ系俳優さんの為か、やっぱり何処か、はじけ切れてない雰囲気でした。
まあ、俳優さんが、落語家・漫才師・コメディアン等を演じるのって、相当難しいと思います。
演じきれた方といえば、私の知る限り、「古畑任三郎・若旦那の犯罪」での「市川染五郎」さん位に思います。後、まだ、ちゃんと観ていませんが、ネットフリックスで話題の「浅草キッド」。主演の「柳楽優弥」さんが、見事に「ビートたけし」さんと、漫才師としての「ツー・ビート」を演じられているように思います。(観てみたい)
「勝地涼」さん
「加藤茶」さんを演じていらっしゃいました。「新選組・池田屋の階段落ち」のコントは、加藤茶さん感が出ていて、元ネタのコントも観たことある分、面白かったですね。
私の知っているドリフターズヒストリーとは違いました
ドリフターズから「新井注」さんが抜け、その後を継いだ「志村」さんですが、ドラマでは、なかなか受けない事に悩んでいました。
しかし、当時を知る世代の私としては、志村さんが登場した時って、「凄い面白い人が現れた」的に、子供たちの間で盛り上がった様に記憶しています。
ひょっとしたら、わが村だけの現象だったかもしれませんけど。
それまで、ドリフターズの中心スターだった加藤茶さんから、あっと言う間に、志村さんに中心が移った感じでした。
ザ・ドリフターズ
ドラマでは、いきなり五人組のコミックバンドとして紹介されていましたけど、元々のドリフターズは、メインボーカルを「木の実ナナ」さんが務める、普通の音楽バンドグループでした。10人ほどのグループで、加藤茶さんは、ドラムを担当。他にも、ボーカルで「坂本九」さんも居られました。ザ・ドリフターズは、一期~三期があって、加藤さんは生え抜きのドリフターズメンバー、いかりやさんは、第二期から参加されたので、初期には、まだ居られません。
元々、小野ヤスシさん等、面白い人たちが多くいて、演奏の間にコントのような事もしていたのが、後の、お笑いユニット、ドリフターズに繋がります。
ザ・ドリフターズの二代目リーダーだった、桜井輝夫さんが演者を退き、三代目リーダーとして、いかりや長介が指名されると、かねてから、「いかりや」さんと不仲だった、小野ヤスシさんら四人が脱退「ドンキー・カルテット」を結成。木の実ナナさんも、脱退。独立してゆきます。
しかし、加藤茶さんと小野ヤスシさんは、大変仲が良く、小野さんの亡くなる、2012年まで、毎週、「左とん平」(2018年没)さんを含む三人で飲み歩く仲だったそうです。
余談
加藤茶さんが、現在の奥さんと結婚される時、年の差の大きさに、奥さんに「何か下心があるんではないか」と疑った、小野氏、左氏は、二人で奥さんと面接したそうです。
昔の、真面目な女子中学生が友達に彼氏が出来ると、皆で面接していたのに似ていますね。
まあ、「孫」みたいなお嫁さんを貰うなら、周りも心配はするでしょう。
倅は
YouTubeでドリフを散々見ているらしく、ドラマに関心を持っていました。
ドラマとしては
面白いというより、懐かしい感じでした。しかし、志村けんが亡くなられたのは残念で仕方ありません。
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