地域ネコ
自転車でよく通る道に、所謂「地域ネコ」が三頭ばかり棲みついている所があります。
ネコ好きの方々が面倒を見ているというか、構ってらっしゃって、どの個体も、猫とは思えない位にデブデブ。シルエットだけ見ていると、猫ではなく別の生き物。
先日、自転車で通りかかると、道の真ん中で三頭の内一頭が、寝転ろんで思いっきり後ろ足を開きながら、股間の毛づくろいをしてました。
車、バイクの通れない道。猫は寛いでいます。
私は、彼か彼女か分かりませんが、猫の後ろを通る事になる訳ですが、
「こりゃ、びっくりするパターンだな」
と思っていると、案の定、自転車の私に気づいてビクッとなった猫は、慌てて、道脇の高さ1メートル20センチ程度の塀まで駆け寄りました。
塀を駆け上がって逃走しようとするんですけど、無責任な餌付けで、太った猫は、
「あ、今の私にゃ無理」
みたいに躊躇して、諦めたように私の方を見ました。
動画撮影していたら、結構「いいね」が貰えそうな面白い場面でした。
「何にもしないよ」
そう呟きながら、猫の後ろを通り過ぎました。
地域ネコを愛しむ気持ちは、悪い事ではありません。しかし、彼等の健康を考えない無責任な餌やりは、ある種「虐待」にも思えなくもありません。なんか自己満足で、構っているだけに感じる所もあります。
【因みに】
家ネコが逃げ出して、行方不明になる一番の理由。
業者さん等が出入りし、普段見た事ない人に驚いて、ドアの隙間から逃げ出して仕舞うパターンだそうです。
逃げたには良いが、帰り路がわからなくなって、そのまま迷いネコ。んでもって、ペット探偵社にお願いする事に成るそうです。
犬の場合、家族を守ろうとして、吠えたり。その家族が受け入れている様子から、逆に懐いたりするそうですね。
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