汗疱(汗疹)に、水虫薬を十年間も塗り続けていました #水虫 #汗疱 #あせも #かんぽう

汗疱あせもに、水虫薬を十年間も塗り続けていました

足の病は水虫だけとは限らない

十一年前
右足だけ、初夏あたりから、小さな水ぶくれが出来ていたので、皮膚科に行き診てもらった所、「水虫ですね」といわれました。
「お薬出しておきますから。一か月~二か月程塗って居れば治りますよ」
成人してからは、こういう事に結構真面目な私は、医師の言いつけ通りに水虫薬を塗っておりました。にも関わらず、翌春に再発。
それで、また、病院に行けば良かったのですが、水虫と思っていたので、それから、十年間。一年中、市販の水虫薬を塗り続けておりました。
しかし、毎年春先になると再発。今年の夏もまたまた発症いたしました。
「こりゃ、飲み薬でしか治せないんだろうな」
水虫も放っておくと、皮膚の奥深くにまで浸透するので。そうなると、もう、飲み薬で、身体の内側から退治するしかないそうですね。
まあ、私の場合、決して放っておいた訳ではありませんが、「もう、こうなったら仕方ない」的に、皮膚科に行く事にしました。
私の足を診るなりお医者さんは
「うーん、診たところ足はキレイですけどね…気になるのは、この、水疱が出来た痕の皮むけですか? 水虫とは思えませんが、一応、水虫菌が居ないか検査してみましょう」
という事で、大丈夫な左足も合わせて検査して貰った所。
「水虫菌は居ませんでした。これは、汗疱かんぽうですね」
「かんぽう?」
実は、十一年前に聞いた覚えがあります。
以前、診てもらった皮膚科は、遠くへ移転されていますが、その時の先生に、「水虫菌は居たけど、この水疱痕は汗疱だね」と言われた事を思い出しました。
汗疱かんぽうとは何か?
皮膚の汗腺が、何らかの理由で詰まって、皮下に汗の溜まる現象なんだそうです。
簡単に言えば、
「あせも」
私の右足は、何某かの理由で、発汗しにくくなっていて、汗をかく春先から晩夏に掛けて、右足にだけ、アセモをかいていた訳です。
そのアセモに、せっせと十年間。
「冬こそ、水虫退治の季節」
なんて思いながら、一年中、休みなく水虫薬を擦り込んでいたわけです。
「洗面器に、ちょっと、熱めのお湯を張って、足裏がシワシワにふやけるまで浸していれば、治りますよ。まあ、余り酷いようなら、ステロイド剤を使ったりもしますが、子育てさんの場合は大丈夫でしょう」
そう言われて、ホッとはしました。しかし、アセモに水虫薬を塗り続けていた自分が、随分間抜けに思えます。
一年で、一万二千円位。それが十年ですから、十二万円位無駄にしてたんですね。
水虫から解放されたのは嬉しかったですけど、そこだけが悔やまれます。
水虫
なんで「みずむし」って言うんでしょうね?
子供の頃から、ずっと気になっていました。
明治維新とともに、海外から来た皮膚病で、靴を履く習慣が一般的ではなかった江戸時代まで、水虫はなかった」
とも聞いたことがありますけど、ある時期、調べてみた所、江戸時代よりもずっと昔から、日本にも「水虫」は存在したようです。
水虫は田植えシーズンに流行していた
昔、田植えといえば、素足で田んぼに入っていました。
シーズン中は、毎日、それこそ一日中水に足を浸していたため、水虫になっていたようです。
水疱が出来て痒い。
「水中にいる虫に刺された」
と思われていたそうで、だから日本では、水虫と呼ばれる様になったんだそうです。
水虫かな? と思ったら 
私の様に、自己判断しないで、一度、病院で診てもらいましょう。ま、他の病気も自己判断しない方がよいですけど。
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