日本・スペイン戦観ました #ワールドカップ #スペイン #死の組 #ビデオ判定

日本・スペイン戦観ました

「代表戦は恐いから観ない」はもう止めようと思います

と言っても
アベマテレビですけどね。
放映権が異常に髙い、サッカーワールドカップ。アベマテレビだけが、全試合無料放送という大英断を下しています。
ただし、試合が終わってからしか放送できません。
結果を知っているので、安心して観られましたけど、日本サッカー。驚く程、上手く成って居ますね。ドイツ戦の時も、「上手く成っている」と思いましたけど、技術も戦略も、スピードも速く成って居て、なによりも、ガタイの良い欧米選手に対して、当たり負けしなくなっている事には驚きました。
戦術も、攻撃では両サイドのMFが上がって、実質五人のFWになり、守備では瞬時にさがって、五人でDFになっていました。
「明史平壌録」を思い出します
「明史平壌録」
朝鮮の役での日本軍の戦いぶりを、朝鮮への援軍である明の側から視た記録です。
指揮官が扇子を舞わせたり、太鼓やドラの音で、一瞬にして陣形が変わる日本軍の様に驚いています。日本人に向いている戦術なのかも。

技術でも
二点目のゴールラインギリギリからセンタリングした三苫選手も、蹴り戻したのではなく、ボールを踏むようにして弾ませたテクニックは凄いですね。それも一瞬の判断で。
他、オフサイドにならない様に、曲がって戻るパスにも驚きました。
「プロなら出来るだろう」
と思われる方もおられるでしょうが、緊迫した試合の中でやってのけられる事は凄い物です。
しかも、優勝候補スペイン必死の状況で。
「スペインは負けたがっていた」という虚構
結果的に、日本に負けた事で、トーナメントでは、ブラジル、アルゼンチン、ポルトガルクロアチア等、強豪と当たらなくなりましたが、日本戦の終盤まで「勝たなければドイツ共々予選落ち」という状況でした。
「トーナメント戦が厳しくなっても、兎に角、ここは勝たなければ」
という状況でした。それは、日本も同じでしたけど、ドイツがコスタリカに逆転した事で、スペインは二位で通過出来ました。

今大会から変わった事
女性レフリーの登用
日本からも、Aマッチレフリーが選出されてますね。
副審ではなく主審を務める女性レフリーも居ます。サッカーは下手すれば、一試合でマラソンより体力を消耗する過酷なスポーツです。レフリーも、一試合平均で10㎞を全力疾走しているんだそうです。
なんだかんだ、体力では男性より不利ではありますが、女性主審の登場は良い事だと思います。
因みに
サッカーのレフリーで純粋なプロは、殆ど居ない。…ハズです。
まあ、私の情報は古いので、現在は違うかもしれませんが、サッカーのレフリーは体力の消耗が激しいので、沢山の試合を仕切れません。他スポーツの審判に比べて出来る期間も短かく、何かしら別の仕事をしながら、レフリーをやっているケースが殆どです。
Jリーグでレフリーを務められてる方の中にも、再現ドラマ俳優もやっている。という方が居ます。
レフリーとアンパイヤの違い
日本語ではどちらも「審判」ですが、サッカーやボクシングの様に、自らも動きながら判定を下すのがレフリー。野球の様に一か所に留まって判定を下すのがアンパイヤなんだそうです。
VR判定
日本に負けたスペイン国内では、今だに「あれはゴールラインを割っている」という見方が主流ですが、映像で見ると、ほんの数ミリではありますが、確かにラインに掛ってますね。
テニス等、他のスポーツでは、かなり以前からVR判定は導入されていますけど、私は良い事だと思います。しかし、ボールの中にセンサーが仕込んであるとは驚きました。時代ですね。
ディエゴ・マラドーナ
86年メキシコ大会で、イングランド相手に、一見ヘディングに見える状態で、手で押し込みました。イングランド選手は猛抗議しますが、判定はゴール。のちのちビデオや写真でハンドである事が分かりますが、もし、86年にVR判定があったとしたら、マラドーナの「神の手」は無かった事でしょう。
天才マラドーナの名誉の為に言っておきますが、神の手得点の直後。5人のディフェンスを躱して見事にゴールを決めています。素人目にはイングランド選手が木偶の某に見えますが、マラドーナディフェンダーがどっちの足に体重を掛けるかを一瞬で見破っていたのだそうです。

www.youtube.com
※ピッチ周辺の広告を見ると、86年当時の日本企業の勢いが分る

因みに
マラドーナは、ゴールだけでなく守備でも「神の手」を使っています。
サッカーの神様、ペレやジーコに並ぶ天才ですが、ちょっとダーティーなイメージが付きまとっていたのは残念です。
過去のW杯でも
レフリーが開催国に買収されていたのではないか? という疑惑があります。
トーナメント戦でイタリアやスペインが、その被害チームとなりました。
再試合にはなりませんでしたが、両国の猛抗議により、準決勝では予定していたレフリーを総入れ替えする事態となります。
こうした、不正もVR判定を導入する事でかなり防げると思います。
サッカーは野球より好きなので
かつては夫婦でスタジアムに足を運ぶほどファンでした。
今でも、Jリーグが週末にやっていれば、「ながら見」しています。
しかし、A代表マッチは恐くて観なくなっていました。
ニュースで結果だけ知って、勝っていたらハイライトシーンを観る位。
しかし、通して観ないと、どれほど実力が向上したのか分かりませんね。
「恐い恐い」と思って、観ていないうちに、日本代表は信じられない位に進化していていました。
代表選手26人うち19人がヨーロッパリーグで活躍してるんですね。
これからはちゃんと観ようと思います。
因みに
20年位前、当時、現役ブラジル代表のMFでキャプテンだった、ジュビロ磐田ドゥンガ選手は、「日本人には、ブラジル型サッカーが向いている」と諄い位に主張していましたが、個人的にはヨーロッパ、それもドイツ型サッカーの方が向いている気がします。
でも、今大会の日本代表を観ていると、個人技も冴えていて、まんざらドゥンガ選手論は的外れには思えない部分もあります。
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