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テレビが壊れました

昔のテレビはゆっくり壊れた

テレビが壊れました
年の瀬になって、リビングのテレビが、壊れてしまいました。
アナログ放送からデジタル放送へ切り替わるころに買ったテレビですから、まあ、壊れても不思議ではないんですけどね。
あんなに元気だったのにねぇ…全く突然でした…最近の電化製品って、まるで脳卒中の様にいきなり壊れますね。…とは言っても、手動スイッチボタンが中に落ち込んだり、晩年、少し反応が悪くなるという、それなりの予兆はありましたけど。
昔のテレビは老衰の様に壊れていった
テレビに「真空管」が使われていた昔。突然に壊れることは、まあ、ありませんでした。壊れても「戻ってこ~い、戻ってこ~い」みたいに、叩いたり揺すったりすれば、「ハッ」と気付いたように息を吹き返す事もあったものです。
段々と画面が暗くなっていって、明るい部屋では殆ど観えなくなり、暗い部屋なら観える状態になりますが、それも、日を追うごとに、上下に黒い線が現れて、映画館のスクリーンの様になって行きます。
黒い線はやがて、帯に変り、映っている人物等も、押しつぶされたように歪に映って、最期はブラウン管の中心に、宵の明星、夜明けの明星、「金星」の様な光を残しながら静かに壊れていったものです。
まんま老衰死。
完全に壊れた時は「おじいちゃん? おじいちゃん!」みたいに揺すったりしましたが、なんか昔の機械って人間臭かったですね。
そこまでして、見ようとしている根性も、思えば凄いものですが、昔のテレビは本当に「老衰」で壊れて行く感じでした。叩けば多少は生き返る所も、昔のテレビならではですね。
真空管から、ICトランジスタ、緑の基盤になってから、壊れるときは、突然に壊れるようになりましたね。
覚えているところでは、一人暮らしの二十代。宇宙からの中継ニュースを見ていましたら、突然画面が暗くなった事があります。
「宇宙からの中継だから電波が途切れたんだろう」と思って、暫く暗い画面を眺めていましたが、いつまでも灯らない。「あれ? 壊れてる?」気付くのに数分かかりましたね。
修理すると基盤の総取り換えになるらしく「買い換えた方が安いですよ」なんて、家電量販店で言われた覚えがあります。(新しいのを売りつけたかっただけかも?)
な訳で
近所の家電量販店にテレビを買いにゆきました。
誰もが知っている大手量販店なんですが、デパートの一角に出店している小さな支店です。
一駅隣には、同じ量販店の大型店舗もあるんですけど「テレビ位ならここでも物は揃っているだろう」と思って、出掛けました。
ところが、テレビコーナーには誰もいない。店員さんを探してパソコン、電灯、白物家電、周辺小物コーナー等々を回りましたが、誰もいない。
レジカウンターで、女性店員が物憂い気にパソコンを操作していたのが見えたので、「すみません、どなたかテレビの説明して頂ける方、居ませんか?」と聞くと、店内放送でバックヤードから、小太りな男性店員さが現れました。
こちらも、なんか、やる気が無いと言うか、物憂い気な人。説明にも熱がない。
ポップに書いてある程度の説明しかしてくれません。
結局、説明とは関係なく、「じゃあ、このテレビ」と決めると、店員さんは、雷にでも打たれたようなになって、「あ、はい…で、ではこちらに」急に態度が変わって、まるで下にも置かない様な扱い。
「どーぞどーぞ、こちらにお掛けください」
同じ店員とは思えないくらい愛想がよくなりました。
多分「コイツ買わないな」位に思ってたんでしょうね。
契約を済ませ、ふと辺りを見回すと、誰もいなかった店内に、五、六人の店員が戻ってきていました。「全員バックヤードに居たのかな?」と思いましたが、常時何人かは店内を見ているべきですね。
買ったテレビは、日本のメーカーの物ですが、昔に比べて思った以上にお安くなっておりました。
しかも、無料・有料、各ネット動画チャンネルが常備されています。
我が家のリビングには、ちょっと大きいかも知れないサイズでしてけど、一週間経ってそれも慣れました。お正月に向けて、取り敢えずテレビは確保できてよかったです。
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