岸田首相の長男、公用車で観光 #岸田首相 #秘書 #公用車 #不適切 #TBS #日曜劇場 #政治家 #偏見

岸田首相の長男、公用車で観光

地方政治家の減少が問題化

岸田首相の御長男(首相の秘書)が、公用車で観光したのではないか? と疑われ「不適切な行動」
として、少し叩かれています。
公用車で思い出す事
私の父は、地方ながら長く市会議員を務めていました。
七期、28年務めたのではないでしょうか? 元は、地元に議員が無い事が理由で、周囲に押される形で立候補いたしましたが、当選すると今度は「いま辞められたら困る」的に、立候補を続けざる得なくなりました。
町を代表した議員であるはずなのに、いつのまにか「誰のおかげで議員に成れたと思うとる!」という恩着せがましい、本末転倒な事を言う人が増えていったものです。
「誰のおかげで…」という感覚は、農民親分「武士政権」の長かった、日本的政治感覚が良く現れていると思います。他、「政治家を雇っている」という感覚。
あ、そうそう公用車
長く議員を務めていた父は、立場的に「公用車」を使えましたが、議員を辞めるまで、一度も使ったことがありませんでした。
兼業とはいえ、元は農家。田んぼの水を見に行ったり、畑に行くことも多かったので、公用車が煩わしかったようです。
公用車を私的に使ったという、妙な疑いを掛けられる可能性も煩わしかったようです。
「子育てさん…公用車、使つこうてつかーさいや」
公用車の運転手さんから、再三言われていたらしいです。
「運転手さんの仕事を奪うようで申し訳ないが」
地方議員とは言え、くだらない事で、脚を掬われたくなかったのだと思います。
政治家と言うだけで持たれる偏見
TBS日曜劇場で、手塚治虫先生の名作「ブラック・ジャック」をイメージした医療ドラマが始まりましたが、第一作の冒頭で、脳梗塞か何かで倒れた、架空の副総理の手術を「権力にしがみついている」として拒否しました。そのくせ「ハゲタカ商法」で何人も自殺に追いやった若き投資家は、改心の余地があるとして助けます。
政治家に対する偏見、差別は「SDGs」に反しないんでしょうか?
面倒なので、細かい事は書きませんが
政治家なら、どんなに侮辱しても、どんなに叩いても良い。という風潮が、日本には根強いようで悲しく感じます。ヨーロッパ。特にフランスなどは法律で「政治家をオマージュしなければならない」と決められているんですけどね。大統領の事は「大統領」と呼ばなければなりませんし、現職の政治家を侮辱できません。
新しく(と言っても第三週)始まった「日曜劇場」。冒頭に、政治家と言う理由だけで、見捨てましたので、元政治家の息子としては観る気がなくなりました。
因みに
現在、地方を中心に議員政治家の減少が問題になっているそうです。
無投票当選が頻発。地域によっては立候補者そのものが立たない。
「報酬の低さ」を理由に上げている記事もありましたが、「日本で政治家をやっても、辛いだけ」が一番の理由だと思いますけど。
そもそも報道陣から政治音痴の国
農家代表の国会議員が「TPP」(環太平洋パートナーシップ)問題で、日本の農家に大打撃になるとして、反対したことがありましたが、その時のニュース報道で「次期選挙に勝てないから反対した」と報じたことがあります。農家を代表している政治家が、農家の不利に反対するのは当たり前じゃないか、思いましたけど。
他、当選した大阪市長に対して、新聞社独自勝手のアンケートでは、反対意見もあった。だから民意を反映してない事になる。
とか、投票率の低さから無効選挙ではないか(しかし、歴代市長選挙では一番の投票率だった)等の報道。捏造でおなじみの朝日新聞報道だから仕方ないにしても、マスコミそのものが、公正を欠く政治音痴集団なんだからどうしようもありません。
「公正を欠く」事ではアメリカなんかもそうですが、「そうです、当社は公正を欠いた報道をしています」という、潔さというか、「各社、見方がバラバラなのは当たり前ジャン」的、開き直りがあるぶん、返って清々しいです。(日本の様に、妙に論調が一致しているのもおかしいと思います)
白い猫だろうが、黒い猫だろうが、ネズミを捕る猫良い猫だ
ヨーロッパ各国や、その文化圏でよく使われる言葉です。
ネコの色ばかり気にして、肝心の仕事を等閑なおざりにしている日本型民主主義。野党なんて、大して白くもないのに、「白」に拘っている所がおかしいです。
日本型民主主義
みんなで、あーだこーだ言って、いつまでも物事が進まない。纏まらない日本型民主主義では、政治家も一期、二期程度の任期で目標を成就できません。
だから、私の父の様に、辞めさせてもらえない議員が多くなるのですが、ドラマ世間等では「何か利権があるに違いない」「権力にしがみついている」として、決して良く見てもらえませんね。日本の政治家の権力なんて、大したことないし、しがみつくほどの魅力はないのにね。だから、成り手が減少してるんでしょう。
まあ「公用車」の話から、こんな事まで書くつもりは無かったのですが、もう、ちょっと政治家に理解を示して頂かないと、10年、20年後に政治空洞国家になるかも知れませんね。というお話でした。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村