相次ぐ値上、物価高地獄
物価上昇の勢いが止まりませんね。
近所のスーパーで、「物によって」ですが、100円位値上された商品が多くなりました。
元々、企業努力の激安スーパーなので、安かった分、世間並の価格なっただけなのに、値段が急騰したように感じられます。
昨年後半位から、買い物金額がそれまでの1.5倍位になって、この二月から2倍位になりました。
給与は上がらないのに、正直、苦しいです。
経済アナリストの森永卓郎さんは、去年の暮れに「既に、石油・ガスの価格が下がり始めているので、23年3月～4月になれば物価は下がり始めます。タイムラグで物価に反映するのに数か月かかります。」と言っておられましたが、「本当なのかなぁ…」という気分です。
まあ、予言まで、まだ1～2か月はあるものの、今月も各メーカーから値上発表があったし、来月から値下げに転じるとは、とても思えませんね。
物価急騰のせいか
新しい、中高年パート、アルバイトの応募が減りました。
「全く無い」と言って良いほど、募集を掛けても応募がありません。
「こんな時給じゃやってけない」って感じなんでしょう。
私だって、もし、カミサンがメインで働いてなかったら、今の仕事を択んだりしなかったでしょう。まあ、コロナ自粛時代だったから択んだ仕事ですけど…利益率だけ考えれば、ウー●゛ーイーツの方が全然収入になるかも知れません。
あと、各業界「団塊の世代」が次々に辞めて行っている現実もあります。
オール電化の家庭。光熱費が10万円超え
円安に加え、輸入エネルギーの高騰で、電気代も高く成ってきてます。
およそ一年前。「灯油より、電気の方が経済的」と言われて、冬の暖房もエアコンに変えた我が家です。「灯油18リットルが500円以下にでもらない限り、エアコンの方が安上りです」なんて言われました。まあ、確かに、まだ灯油よりお安いみたいではあります。
しかし、オール電化の家庭では、光熱費10万円超えも、珍しくなくなってきているそうですね。
政府の計画では、国内の家庭電化を進めて、原発から安い電力を提供する事で、エネルギー問題の解決を図りたかったんでしょうけど、東日本大震災の原発事故で頓挫してしまった観があります。
現在の物価高の要因には、円安やウクライナ戦争、コロナ騒動も大きく影響しておりますが、エネルギーの高騰も大きく影響していることも確かです。
「自然エネルギー」理屈上ではエコだけど
風力、水力、太陽光、波力等、エコと呼ばれる発電方法は沢山ありますが、色々問題も多いようです。
風力は低周波音が身体に悪く、バードストライクも問題になっています。
水力もダム造り事態が、既に自然環境を破壊する上に、メンテナンスにもお金がかかる。
太陽光も、地面に届くはずの太陽光を奪ってしまうし、戸建ならともかく集合住宅では、全戸賄いきれない。波力にしても、海中、海底に届くはずの太陽光を奪っていますが、ニュース的には、取り敢えずそこはスルーされています。
一見エコな「自然エネルギー」と呼ばれる発電法達ですが、けっこう環境破壊に繋がっていますね。しかも、やはり、電力的には不安定。
【余談】ドイツの似非脱原発
昔、「ドイツは脱原発に成功した」なんて、ニュースでやっていて、文化な人々も関心してましたけど、ドイツは国内の原子力発電所を停めただけで、電気を隣のフランスから買っています。
周知の如く、フランスは原発大国です。「脱炭素」に向けて6基の原発を新設。さらにそれとは別に8基の原発建設を検討しています。そして、ドイツに安く電力を供給しています。
こういうのって、他国にリスクを押し付けているただけで「脱原発」とは言いませんね。
「ドイツ」でもうひとつ
世界中でロックダウンが騒がれていたころ、当時のドイツ首相「メルケル」さんが、両手に拳を作りながら、コロナ危機を訴えておりました。
これを見た、日本の文化な人々は、「それに比べて日本の指導者は情けない」的に、メルケルさんを賞賛しておりましたが、いくら両手に拳を作ってみせた所で、感染者数で日本より多かったら意味ないじゃん。と思ってしまいました。まあ、これは、メルケルさんが悪いわけではなく、むやみに、他所の芝生は青く見える、日本の文化な人々の問題だと思いました。
とにかく、早く、物価が下がるか、賃金が上がってくれないと、結構しんどい毎日です。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
