「サザエさん」タラちゃん役の貴家堂子さん死去
国民的アニメ「サザエさん」の息子。
タラちゃんの声を担当されていた声優さんが亡くなりましたね。
87歳だったそうです。「サザエさん」のアニメ放送の始まった1969年から、サザエさんとタラちゃんだけが、交代する事なくずっと続けられたそうです。舟さんや波平さんも、亡くなるまで代わられてないようですけど…。
子供の頃は、それこそ国民の義務の様に、毎週観ていたアニメですが、大人になるにつれ観たり観なかったり…別に番組のファンではありませんけど、なんか、やっぱり寂しい気持ちです。
波平さんや舟さんが交代された時も、なんか寂しかったですけどね。特に波平さん役の永井一郎さんなんて、ファンだったし、私の故郷広島で亡くなられたので寂しさはひとしおでした。
月並みですが、貴家堂子さんのご冥福をお祈りいたします。
サザエさんは101歳
本当は、100歳の去年に記事にしたいと、ボンヤリ思っておりましたが、サザエさんって、設定上、今年で101歳に成るそうです。連載開始の１９４６年で既に24歳という設定で、北九州に住んでおりました。…という説があります。
しかし、北九州時代の最終回辺りで、マスオさんと結婚した事になっているので、24歳で3歳の息子、タラちゃんが居るという現在の設定だと、矛盾が生じますね。
とはいえ、何年経っても歳を取らない「サザエさん一家」とその周辺の方が、矛盾そのものなので、問題ないのかも。
タラちゃんは、サザエさん21歳の時の子供なので、今年で80歳。私の叔父、叔母と同い年。
しかし、何時まで、あの世界観は通用するのでしょうか
黒電話
アニメ、サザエさんと言えば、黒電話。「今でも使っているお宅はあるんだろうか?」と思っておりましたら、テレビで、昭和レトロ生活マニアの若き夫婦が使っておられました。
繋がる事は繋がるそうですが、音が遠すぎて、何を言っているか聞き取れないそうです。
木目調ブラウン管テレビ
特に最近、映っている場面を観た事が無いし、地デジを通り越して、4Kだの8Kだのの現在、もう映らないのでしょうね。
スマホ不使用
親戚の「ノリスケ」さん。編集者のクセにスマホを持っていません。かつては、頻繁に公衆電話を使っておりましたが、最近では公衆電話の架電シーンでさえ余り見なくなりました。
三河屋「サブ」ちゃん
ないない、今どき、酒屋さんの住み込みの店員なんて。
私の幼少の頃だって、酒屋の住み込みなんて、まあ、もう、ありませんでした。都会でも、酒屋位だと「住み込み店員」は消滅していたのではないでしょうか?
増してや、酒屋そのものが成り立たなくなりそうな現代。ネット通販が主流だし、御用聞き、配達は、一部のクリーニング屋さん等が、それも極一部のご家庭に対してやっている程度です。
パソコン不使用
マスオさんや波平さんの勤める会社には、訳の分からん棒グラフは掲示されていますが、デスクには、電話があるだけでパソコンが一台もありません。
掲示のグラフは、営業成績表と思われますが、情報漏洩問題の厳しい現代、正直時代遅れです。
マスオさんの勤める「海山商事」は、オフィスにこそ最新機器は一台もありませんが、地下にはスーパーコンピュータ「スパコン」があるそうです。「商事」と名乗っていますが、一体、どんな組織なんでしょうね。因みに、波平さんの勤め先は「山川商事」といいます。
我が家の倅も
たまに一緒に観る事はありますけど、それなりに「昔はこうだったんだろうな」と思って見ているようです。しかし、なかなか「サザエさん」の世界観が通じなくなりそうな時代となりました。
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