サッカーと一緒にしてほしくなかった #WBC #大谷 #野球 #村上 #ベースボール #世界一 #サッカー

そこは同じではないでしょ


WBC」日本が優勝いたしましたね。
私は野球に対して余り熱くならないせいか、返って冷静に「多分、日本が勝つな」と思っていました。
準決勝のメキシコ戦でも、逆転サヨナラ勝ちでしたが、九回裏に至ってさえ、なんの根拠もなく「日本が勝つ」と、思っていました。
日本の優勝、「ベースボールの世界一」は、素直に嬉しかったのですが、聴いていたラジオの某パーソナリティーが、
「サッカーは、まだ世界一になれませんが、野球は既に世界一ですからね~」
と言われたのには、ちょっとだけ「そこは違うでしょ」と思いました。
パーソナリティーさんに、悪気は無いのも解りますし、無邪気にはしゃいだだけの一言だったのも解りますが、別物だし同じに考えて欲しくありませんでした。
大谷選手も村上選手もダルビッシュ選手も、確かに凄いです
予め言っておきますが、今回の日本代表選手の誰もが、間違いなく世界のトップアスリートである事は間違いありません。その能力の高さに対しても、尊敬の止まない所です。
しかし、同じワールドカップであっても、野球の場合、国際野球連盟(IBAF)に加盟している国は 124カ国あっても、プロリーグのある国は、僅か10カ国しかありません。(アメリカ、カナダ、キューバ、日本、台湾、韓国、中国、オーストラリア、イスラエル、オランダ)
予選も28カ国スタートだったし、未だに招待制を取っている現状があります。招待国の参加費用だってMLB(メジャーリーグベースボール)が負担していますしね。
野球のワールドカップと言っても、現段階では、実質、極東3~4ヵ国と中北米の3~4ヵ国が競っている状況だと思います。
しかも、米国に至っては、なんとなくですが、まだWBCよりもメジャーリーグの方が大切と思っている節も感じられます。今大会も米・投手陣を見る限り「フル代表」とは思えませんでした。
サッカーの場合。
FIFAに加盟国している国は、211カ国ですが、プロリーグのある国は164カ国(内、地域とされる国が二カ国)もあります。
FIFA加盟国が四大陸から、ガチンコで二年間の予選を勝ち上がり、はじめて大会に参加できます。
正直、「世界野球とは、裾野の広さが違う」と思っています。
それでも、野球の世界一になった事は確かですが、うーん、なんか某パーソナリティーの言は、相撲の横綱を「世界チャンピオン」と言っているような「…確かに、違いないけど、なんか、すとん、と腑に落ちない」そんなものを感じて仕方ありませんでした。
ともあれ
栗山監督、日本代表の選手の皆さんお疲れさまでした。
優勝、本当におめでとうございます。
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