自分で考えよう日本
セルフレジで客が減る?
欧米で「セルフレジ撤去」の動き、
日本はどう捉えるべきか
まあ、要するに、欧米でセルフレジを導入したら逆に客足が遠のいた為、旧来ながらのレジに戻す店舗が増えている。というお話ですが。それを観て、日本があたふたしているという記事でした。
「欧米がどうとかではなくて、日本の現状に合わせて、自分たちで考えれば」
と思うんですけどね。
どうして日本は、直ぐ、欧米…特にアメリカを正しい事の基準にしてしまうんでしょう。
ちょっと情けなく感じます。
電動キックボードの時も、アメリカや韓国で導入されると、なんか「遅れちゃいけない」みたいに、慌てて導入しようする。フランスは自分で考え「我が国に合わない」として、電動キックボードは禁止に致しました。(仏に合わせて日本も禁止しろと言ってる訳でないですよ)
日本は何時までも「アメリカでは今…」なんて言ってないで、日本の社会に合うかどうか? 自分たちで考えたうえで、判断すれば良いのにと思います。
他国を参考にする位なら良いですが、現実、闇雲に合わせようとしているだけにしか見えません。
消費税なんかもヨーロッパで導入されているから、日本も導入に至りましたが、日本と欧州の税事情は、実は結構違います。
ロンドン(英)ベルリン(独)間に、JRの「北斗」みたいな旅客列車が走っておりますが、その距離は、東京~長崎間とほぼ同じでそれ程長くありません。その間に英国、仏国、ベルギー、オランダ、ドイツと五か国もある。
こういう、狭い範囲で国がコロコロ変わってゆく環境だと、所得税、住民税に絡んで、住む国を変えやすく、後からまとめて徴収する事が難しくなるので、お金を使う度に税を支払う消費税を導入したのが欧州です。
(実際、マクロン大統領が富裕税を検討する。と言っただけで、フランスの金持ち達が、その日のうちに挙ってベルギーに住所を移したことが有る)
日本は「社会保障」を質に、消費税を導入致しましたが、年金を含め保険料で賄えない訳は無いそうです。生命保険が破綻しないように、保険を受け取る人よりも、保険料を払っている人の方が遥かに多いからですね。
今の三十歳位の方が、年金を受け取る年齢になると、現在の年金受給者よりも沢山の年金が受け取れる事も既に解っています。これは、珍しく地上波テレビでも報じていました。
「払い損」
なんて、財〇省の「だから、増税は仕方ないよね」の為の嘘です。
お話が税の方にいっちゃいましたけど、日本人は、「欧米ではこれそれだ」に直ぐ驚いて、日本の良い所を簡単に捨てている気がしてなりません。
武士の作り出した。
「皆に、それなりのお金が回る仕組み」を捨てて「アメリカでは…」の、貧富格差の仕組みの方を選ぼうとしています。同調思考の日本人には、なかなか難しい事かもしれませんが、もっと、真剣に自分たちで考える習慣を身に着けたいものです。
セルフレジで思い出した事
何週か前のお話ですが、巡回途中に寄ったスーパー。
マンションの一階部分に、無理やり詰め込んだような造りで、チョー狭い。
入口と出口が別になっていて、買い忘れた物があっても、一度通り過ぎると戻れない雰囲気。というか、マジ「逆行不可」っぽい。
まあ、私は、お握りとお茶位しか買わなかったんですけど…出口の所に、二台の有人レジと一台のセルフレジがありました。
有人レジの方はともかく、一台のセルフレジに一人サポートの店員が立っている。
「えっ、だったら、ここも有人レジで良いんじゃない」
と思いながら、セルフレジを選びましたが、
ひょっとして、店内に散りばめられた、某かのキーワードを言うと、柱が「ゴゴゴゴッ」と動いて、秘密のセルフレジが出て来るのかもしれない。
なんて、下らない事考えていました。
まあ、普通は、五、六台以上のセルフレジにサポート一人なものですが、幾ら狭い店だからって、一台のセルフレジに、一人のサポートは面白かったです。
そう言えば、ロールプレイングゲームの「秘密の武器屋」って、見つけた頃には、もう、どうでも良い様な武器しか残ってませんよね。
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