日本は本当に治安が良いのかな
ニュースなんか見ていると、相変わらず「闇バイト」による「緊縛強盗」「集団窃盗」事件が報じられています。
他にも、路上で人が刺されたり、ホテルで女子高校生が絞殺(「扼殺」かも知れません)されたり、一人暮らしの女性が殺されていたり、道路を歩いていただけで、泥酔したフランス人男性に思いっきり突き飛ばされ、頭を打って殺されたり(外国人だからどうこうと言いたいわけではないですよ、念のため)、四十過ぎという、分別盛りの男が、通行人に「何、イキって歩いてんねん」因縁吹っ掛けて暴力振るったり。(犯人は別に反社人という訳でもなさそう)
怨恨から犯行に至ったのであれば、まだ、理解できます。(犯人が「統合失調症」等の思い込みで凶行に及んだのなら話は別ですが)
怨恨でも、暴行や殺人は良くありませんけどね。
最近、訳の分からん、耳や目を疑う様な事件ばかり増えた気がします。
しかし「リーゼント刑事」として有名な、元・徳島県警、秋山博康さん曰く。
正確な数字は失念いたしましたが、実は2002年頃が犯罪発生件数としては過去最大だったのだそうです。その後、警察官による「声掛け」によって、近年の犯罪発生件数は過去最少になっている。とのことです。
しかし…
「本当かなぁ?」
ニュースを見る限り、犯罪は増えたように思えます。
池上彰さんなどは、某番組内で、
「今まで報道されないような事件も報道される様になったから、犯罪が増えたように見えるだけ」
と言っておられましたけど、なんか「日本の治安も落ちてきた」印象は否めません。
闇バイト
何年か前なら、闇バイトも「サクッと稼いで…云々」みたいな文言で誘っていたようですが、最近は勧誘も巧妙で、普通のバイトかと思って応募したら、住所、氏名、家族構成、本籍地などの個人情報を求められ、提示した途端「こっちは、個人情報握ってんだから、逃げたら殺す」みたいに強制的に強盗や窃盗をやらされるケースが増えているそうです。
無暗に個人情報を求める求人は、気を付けた方が良いでしょうし、これからは、企業側も無暗に個人情報は求めてはならない世の中なのかもしれません。
「命令役」と「実行役」の恐ろしさ
「命令」する側は、自分がやるわけではないので、残忍な命令が下せますし、「実行」する側は、自分の意思ではないではなので、残虐な行動を取りやすくなります。
戦争中の軍隊などで、捕虜に対して酷い拷問を働ける図式と同じですね。
闇バイト犯罪が凶悪化しがちなのは、「命令者」と「実行者」に分かれているからと言えます。
貧乏家庭も襲われる世の中
かつては、犯罪者も、闇に出回っている名簿・個人情報でお金持ちを特定していたようですが、多発する強盗事件で、みんな警戒するようになって、ピンポイントが難しくなったのでしょう。
最近の傾向は、一般家庭や貧乏家庭も関係なく襲われるようになってきているそうです。
「うちは、金持ちじゃあないし」
なんて、油断している所も狙われやすい一因かも知れません。
戸建てにお住いの方は、兎に角戸締りをキチンとして、宅配物等も置き配を希望する等で対処。兎に角、無暗にドアを開けない事。怪しいと思われる訪問は、即通報。みたいな防ぎ手しかありませんね。
マンション住まいであっても、油断できません
何か月か前、土曜休みに「工事の打ち合わせに来ました」という、謎の集団がインタホンで訪ねて来たことがあります。
マンション住まいの方ならご存じと思いますが、館内工事の全ては、管理組合を通して事前通告されますから、突然、施工業者がやってくることはありません。
それも、休日や夕方五時以降にやってくることは絶対になく、ましてや「玄関先にお伺いしたい」なんて言う業者は絶対に居ません。
何の工事か? 組合から聞いてない。等の旨を伝えて断ると、返事もなくインタホンは切れてしまいました。
結局、マンション内で何某かの工事予定はありませんでした。
「管理組合を通さない工事」「組合の立ち合いのない工事」はあり得ませんし、「火災報知器検査」でも、各家庭には予定表が配布されます。
ついでながら、消防署等、公的機関の方々も夕方四時~五時以降に訪問してくることはありません。刑事さん等、警察官も、お話中は、兎に角警察手帳を開いたままなので、ドラマの様にバッジをチラッとしか見せない刑事さんだったら警戒しましょう。
まあ、最近は精工な偽物も作れそうな時代ですから、インタホン越程度では見抜けないかもしれませんが、油断できませんね。
なんか、悲しい時代になりました。
余談
パソコンのキーボードを買い換えましたが、新しいキーボードに慣れなくて、文字を打ちにくくてなりません。誤植も多いし、下手な文章でも「乗り」が必要なものですが、なんか乗り損ねてしまいます。早く慣れたい所です。
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