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立憲民主は何を考えているのか

インフレと失業率を表す「フィリップス曲線

「インフレ率をゼロパーセントにする」

立憲民主党が選挙前から、公約として言ってたらしいですね。
「政権を狙う政党が、こんなバカな事を公約するだろうか?」
かなり、いぶかしく思っておりましたが、どうやら真実のようです。
これ、多分…多分ですが、物価の上昇に苦しむ国民を思って、インフレ率ゼロを掲げたんだと思いますけど、しかし、インフレ率は下がれば下がる程、失業率は上がって行きます。
実際、前・民主党政権時代。景気はデフレに振れて、輸入品は確かに安くはなりましたが、デフレは企業が儲からないので、雇用は減って行き、失業率も高くなりました。

「インフレ率ゼロ~マイナスは失業者を増やす」

この現象は、全世界共通で、日本も例外ではありません。
だから、どの国も「インフレ率2~4%」を目標にして、失業率も低く、物価も苦しくない程度にまとめたい訳です。(4%以上になっても失業率下がりますが、物価が高すぎて生活は苦しい気分になります。)
これを考える人が「経済人」で「企業経営者・経営人」は考えようとしません…という人が、多いです。
地上波メディアも、は何故、インフレ率2%を目標にするのか? をキチンと説明しないのも良くありません。
(池上さん辺りで説明したチャンネルもあったと思います)
説明するチャンネルが少ないものですから、現在、物価高に苦しむ国民からすると、「ゼロパーセント政策」は、聞こえは良いかも知れませんね。
立憲民主は何を考えて、ゼロパーセント政策を打ち出したのか分かりませんけど、私の様な凡人など、計り知れない何かを隠しているのでしょうかね。

「政治家なら、そんな事解ってるだろ」

私ら一般市民は、思いがちですなんですが、「本当に解っているのか、はたまた、実は一般人レベルなのか」は、疑ってみる必要はあるのでは? と思う今日この頃です。

因みに

「経済学者」と「経営学者」を一緒くたにしている風潮がありますけど、「経済学者」と「経営学者」の、考えている事は全く違います。どちらも、お金を動かすので同じだろう。と思いがちですけ、仕事・雇用を増やす事を考えるのが「経済学者」、効率よく儲ける事を考えるのが「経営学者です。
本当は経営人のクセに、経済学者として、日本の財政対策のスタッフとして選ぶ事には反対ですね。
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