雨が降ってちょっと暇 #雨 #税収 #資産 #総資産

雨が降ってちょっと暇

財務省は兎に角「増税」したいらしい…

この所、なんだかんだで晴れの日が続いて、忙しい日々を送っておりました。
今日は、なかなかに半端ない雨なので、出先でも、結構暇してます。

一般会計税収、4年連続過去最高を更新

2023年度。日本の税収が発表されました。「4年連続で過去最高を更新する見通し」だそうです。つまり、四年前から、企業はそれだけ好調だったわけですね。
法人税とか所得税が伸びて、2年連続で70兆円台を確保出来ているんだそうです。
正確な発表は、企業法人税などの、3月期決算が固まる5月分を加えて、7月に財務省からされます。
「なんだよ、儲かってんじゃん」
と、思っていましたら、財務省はすかさず「日本の借金は1286兆円」と発表いたしました。
これも、テレビ地上波から、ほぼ干された経済学者、高橋洋一さんや森永卓郎さんから言わせると、「国の借金なんて実質ない」のだそうです。
まあ、私は理数系ではないので、難しい事は解らないんですけど、「国債借金に対して政府の資産の方が大きいので、国が破綻する確率は1%にも満たない」だそうです。
国債の半分は日銀が持っていて、政府は日銀に利鞘を払わなければなりませんが、日銀は政府の子会社に当たるため、日銀に支払った利鞘も、結局は政府に戻って来る仕組み。
つまり、国債の半分は、親子間でお金を貸し借りしている状態。
残り半分に関しては、政府資産を以って余裕なんだそうです。
「それどころか、むしろ黒字になっている」
元・財務省官僚だった高橋洋一さんは、こうおっしゃってます。
高橋洋一さんは、財務省時代に、借金に対しての、資産を比較する「貸借対照表」バランスシートを作成し、公表する様に致しました。
現在、財務省のホームページを探せば、このバランスシートはあるはずだそうですが、私には見つけられませんでした。
日本の場合。財務省にせよ、政府、内閣府にせよ、「秘密」にしている訳ではないが、「積極的には知らせない」という姿勢のようですね。

日本の総資産1京超え

日本国の経済全体の令和4暦年末における非金融資産は3,577.3兆円(前年末差+127.0兆円)、金融資産は9,072.1兆円(前年末 差+54.3兆円)となり、総資産は1京2,649.3兆円(前年末差+181.4兆円)となった。
2024/01/19 内閣府ホームページより

日本の本当の総資産は1京を超えている。という話は、以前、何かで聞いた事が有ります。その頃は、第二位のアメリカの三倍近い数字と聞いたように思いますけど、確かではありません。
まあ、世界は日本のGDP国債だけを観ている訳ではなく、本当の総資産から「日本には金が有る」と判断している事は確かなようです。
余談ですが、「金がないなら資産を売れば良い」という嫌みに対して、財務省の応えは「売りたくても売れない資産なんです」だったそうですが、売れない資産に、どうして値段が付いているのでしょう? 

IMF国際通貨基金」でもこのような発表が


借金に対して安定している資産を保有している国として、先進七か国中、日本は第二位の安定さを持っています。順位は単純に、お金持ちの国を指している訳ではありません。
例えば、10万円の借金に対して資産が40万円なら、金額的に大きくはありませんが、資産の方が分厚くなりますね。逆に資産が1000万円あっても借金が900万円なら、資産的には薄い感じになります。その意味で、IMFの作成した表は、日本の資産の分厚さを表している事になります。

他にも、こんな記事もありました。

日本の対外純資産、33年連続で世界一の471兆3061億円…円安で前年末より12・2%増
 財務省は28日、2023年末の対外資産・負債残高を発表した。日本の企業や個人、政府が投資などを通じて海外で保有する資産から、海外企業などが日本に持つ資産を引いた「対外純資産」は前年末比12・2%増の471兆3061億円で過去最高を更新した。
2024/05/28 10:45 読売新聞オンライン

ついでに

順位 国 総資産(ドル)GDP
1位 米国 15兆530億
2位 中国 5兆3170億
3位 ドイツ 2兆3100億
4位 日本 1兆4170億
2023/09/13

GDP国内総生産)を「総資産」としている所がちょっとおかしい気もします。(誤植かもしれません)
国内総生産は、一般家庭で言えば、年収の様なもので、仮に年収500万円だったとしたら、「その年の稼ぎが500万円」というだけの話です。総資産という訳ではありません。
貯金、家屋、土地、貴金属類、株券等を持っていれば、それらも含めて、はじめて総資産になります。
日本がドイツに抜かれたのは確かですが、円安の今、ドル建てで抜かれても、ある意味、仕方ないのかな? とも思います。
例えば、1500万円稼いだとして、1ドル150円ならドル建てで10万ドルにしかなりませんが、75円だったら、同じ1500万円でも20万ドルになる訳ですしね。
まあ、それ以外にも色々あるんでしょうけど。
ただ、GDPはその国の自己申告制なので、第2位の中国の発表はかなり前から「おかしい」とは言われています。特に、中国バブルの弾けたここ数年。若年層の失業率が20%(日本では「就職氷河期」と言われた当時が最高で11%だった)もあるのに、
「経済成長率が5パーセントに達した」
という中国の発表は疑われています。一般に「若者の失業率が高くなると、経済の成長率は下がる」と言われているそうで(「オークンの法則」と言うらしい)、逆を言えば経済が成長しているのに、若者の失業率が高いのはおかしい訳ですね。
元々、社会主義を謳っている中国は、「失業者なんて居ない」という建前があるので、この失業率の発表も最近始まった事なんだそうです。しかも、都合の悪いデータが出はじめたのか、失業率発表は、再びやらなくなりました。
しかも、中国経済の現状を、外国メディアには一切取材させない。という姿勢も、かなり怪しい行動です。

兎に角、日本は、バブル期もそうだったように、「円安」で、本当は儲かっているのに、国民の賃金は上がっていません。
「岸田政権、政策の鈍さ」と言われています。
定額減税も、昨年末にやっていれば、状況は良くなっていたと見られているそうですが、岸田さんは総選挙のタイミングに合わせた事が裏目に出たとも言われています。
まあ、暇に任せて、とやかく書きましたが、経済も色々勉強してみると、なかなかに面白いですね。素人のつまみ食い記事、程度に読んでいただけば幸いです。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村