日本国籍を捨てる人が増えるかも知れない話 #増税 #貧富 #格差社会 #国籍 #竹中平蔵 #不況 #移住

近い将来、日本国籍を捨てる人が増えるかも知れない話

近い将来、子供も居ない貧困家庭が増えそう。そもそも家庭も持てない人が増える

韓国大統領「ねぎ」で足を掬われる

韓国のユン大統領は、ソウル市内でスーパーの物価を視察中。特売のネギ1束の値段が日本円で98円なのを見て「適正な価格だ」と言ったことにより、野党は「大統領は普段のネギの値段300円~500円(日本円で換算)である事を知らない」として、揚げ足を取る形で攻撃。
ネギを手に手に、
「こんな大統領に政治を任せられますか?」
有権者を煽り、総選挙(国会議員選挙)で与党を大敗に導きました。
特売とはいえ「ネギ1束98円」は、適正ではあると思いますけど、たまたまの一言を逆手に取られた感じです。
この与党大敗で、今後、韓国のねじれ国会は必至と見られています。

海外に移住する韓国人増える

先日、あるドキュメンタリー番組で、現在(2024年)の韓国経済事情を取材しておりました。
「経済の効率化」の名のもとに、財閥系が韓国経済のおよそ半分を牛耳っている状態だそうで、物価も日本以上に高騰し、廃業する個人商店や農家も増え、明日を担う若者達も、財閥系企業に就職する者と、そうでない者の年収は、五~十倍(最大で三十倍だとか)の開きが起きているそうです。
大学進学率の高い韓国において、大学を卒業しても、皆が財閥系に就職できる訳ではありません。
死にもの狂いの受験戦争を戦い抜いて、年収が日本円で100~200万円。財閥系に就職した者は3000万円(就職して直ぐ貰える訳ではないと思いますが)という格差。
年収100~200万円だと、下手すれば、日本でフルタイムに働くパート、アルバイトより低い年収です。日々の生活がままならず、結婚、ましてや出産など恐ろしくて出来ない。
(日本の派遣社員夫婦も、いつ不況になって、派遣切りに遭うか等、経済不安から、出産が恐くて出来ない人は多い)
セレブの街「江南カンナム地区」の直ぐ側に、大昔のスラム街のようなバラック街が広がり、沢山の生活困窮者が犇めいていました。
一握りの勝ち組以外、韓国で就職は難しい。出来ても、収入の低い仕事しかない。
そんな事情から、最近では、海外に移住する人が増えているそうです。(国民の流出)
で、その移住先、第一位の国が、隣という事もあって、やはり「日本」。東京の「新大久保」や大阪の「鶴橋」等の韓国人街を頼って来日する人が増えたそうです。
ある二十二歳青年は、大学を出たものの思うような就職が出来ず、来日。韓国レストランでアルバイトをしつつ、日本語学校に通っていると言って居りましたが、「韓国での就職は難しいです。日本では、働けば働いただけお金がもらえる」(まだね)とは言ってくれていました。
韓国籍を捨てて日本籍を取りたいですか?」
という質問に、半笑いに、
「可能性としてはあります」
と応えておりました。
移住するのは、若者だけではなく、六十歳を過ぎて日本ゆきを決意した。という人も居て、在日七年目。やはり、韓国で働くより収入が多い。韓国籍を捨てて日本籍を取りたいという人は、確実に増えているようです。(そういえば、我が家の周辺で段ボールを収拾している業者さんの中に、なかなかの年配で、日本語のたどたどしい、韓国人と思われる方が居られますが、あの方も高齢になってからの来日なんでしょうか)
「経済の効率化」で韓国の経済は、数字上では一応の「V字」回復を見せたものの、貧富の格差を生み、政治に希望を失う国民も増え、出生率も「0.7」という世界最下位に至っています。多分お金持ちしか、子供が持てないんでしょう。(日本は1.3だが決して高いわけではない)

経済の効率化

聞こえは良いですが、要するに、富を分配せず、大企業や社会の上層部に集中するという考えです。
以前、「ビジネスマンは雇用を考えているわけではない」とした内容の記事でも書きましたが、ビジネスマン経済人は、「皆」にお金を回すことは考えず、どれだけ自分の財布にお金を集中させられるか、しか考えていないので、経済人に政治を預ければ、そりゃあ貧富の差の大きい社会は出来上がるでしょう。
かつて、小泉純一郎政権下で「非正規社員」制度を整備した竹中平蔵さん等は良い例ですね。
kosodatehiroshi.hatenablog.com

韓国事情は決して対岸の火事ではない

日本だって、まだ韓国程ではないにせよ、諸物価が高騰していますね。原因は韓国のそれとは違うかもしれませんが、物価高に収入が追い付いていません。
しかも、経済の効率化とかで「インボイス制度」という煩雑で分かりにくい仕組みを作りました。
一部の経済学者さんは、「これは、零細企業や個人事業者を潰す仕組み」と言っておられます。事実、制度が施行されて廃業した個人事業者は多いそうです。
物価が上がるのに、賃金は上がらない。税は上がるのに、それが反映される実感は無い。
年金制度も男で75歳、女で72歳まで働かなければ、とても暮らして行けない社会になりつつあります。
因みに、現在、日本人男性・健康寿命の平均は72歳と言いますから、人によってはかなり過酷な状況になりますよね。
年金貰えても、優雅な老後も無い気がします。
「結局、納税の為に働きづくめの生涯だったな」
忌野際に、そんな事を呟きそうです。
日本の社会も、中々に息苦しくなって来ていますね。何かの街頭インタビューで、「お金があったら日本を脱出したい」と答えた人が居られましたが、私も、お金が有ったらどこか、社会保障の充実した国に移住したいという気持ちは…ま、ま、有りますかね?
とはいえ日本にも、まだ良い面はありますし、社会保障の充実した国にも、結構落とし穴もありますけど、それについては、また別の機会に書いてみたいと思います。
※韓国事情に関しては、某ドキュメンタリー番組の他、他局のテレビ、ラジオ番組、経済学者さんたちの記事も含めて書きました。
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