勝手に腑に落ちた事 #空手 #イメトレ #丹田 #武術

勝手に腑に落ちた事

イメージするだけで身体の可動域は…結構広がる

昔々、私が子供だった頃。
空手を習っておりました。
道場稽古、基本の正拳突きでは、師範代が、
「はい、セイカ丹田に力を込めてぇ…セイ! セイ! セイ!」
なんてやっておりましたが、
「セイカタンデンって何ですか?」
と聞くと、
「鳩尾の少し下」
師範代は自身のタンデンを触って示してくれました。
しかし、後々「セイカタンデン」を調べてみると「臍下丹田」となっている。
「へそした たんでん? あれ? 師範代の言った所と違う」
師範代も間違えて覚えていたんでしょうが、私も子供でしたので、
「臍下丹田に力を込める。という意味も良くわからないし、まあ良いや」
で済ませておりました。
二十歳ころに、ある古武術系の方に、
「臍下丹田は玉の様なもので、水平に対して反時計回りに半分回し、そこから前方に回転させる」(右拳突きの場合)
なんて、観念論? のようなアドバイスを頂きましたが、内心「なんのこっちゃ」でしたし「俺には出来ない」と思って、練習を諦めました。
先日、ホンマでっか。な情報バラエティで
ある、元・競歩選手が、
「股が、鳩尾のちょっと下にある気持ちで歩くと、可動域が広がります」という、イメージトレーニングなお話をされていました。
「鳩尾の少し下を中心にすると、腕の可動域も、広がります」と言っておられます。
そういう話を聞くと、私は直ぐやってみたくなるので、意識してやってみますと、確かに歩く可動域も広がりますし、ストレッチなどでも腕の可動域も広がります。
「ああ、師範代は臍下丹田を間違えてはいたが、ここを意識する事で手足の可動域が広がる事を知っていたのかもしれない」
五十年近く経って、勝手に腑に落ちた気持ちです。
…まあ、師範代が本当に理解した上で「セイカタンデンに力を込めろ」と言っていたのか? は、今となっては解りませんけどね。
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