赤穂浪士のこぼれ話 #AKRS47 #赤穂浪士 #四十七士

赤穂浪士のこぼれ話

武林唯七隆重たけばやしただしちたかしげ
もっとも仇討ちを主張した男。
一説に、大石内蔵助は仇討ちに消極的だったとも言われています。(敵を油断させるための方便だったという見方が一般的)その、消極的な内蔵助に、仇討ちを一番主張したのが、
武林唯七隆重でした。彼は、祖父の代に日本人に帰化した明人の子孫になります。
祖父は、明軍の孟二寛(孟子の末裔)という人だったらしく「朝鮮の役」の際、日本軍の捕虜になって、日本まで連行された説と、日本(長門の国)に漂流してきて毛利氏に仕えた説があります。故郷の「武林」(現・浙江省 杭州)に因んで、武林たけばやしと名乗りました。
帰化して三代目。という事が、まだコンプレックスだったのか、人一倍、武士道に拘り、吉良邸討ち入りを主張したのではないか、と言われています。

【二つのローニン映画】

RONIN (吹替版)
ロバート・デ・ニーロジャン・レノ主演のアクション映画。各国の工作員がフリー・ランスとなり、与えられたミッションを成し遂げてゆくお話。作品の中で、ジオラマを使って「赤穂浪士」を語る場面がある。「ローニンとなった彼らは、他家に仕える事も出来たが、それをせず、主君の仇を討った」と語られている。
実態としては、江戸時代に入ると、大名は無暗に牢人者を採用する事を控えていた。人数を揃える事は「すなわち、それ謀反」とみられる危険があった。武士が他家に移籍する事も、基本禁じられていた。そのため、一度浪人すると仕官は難しかった。(移籍や仕官が出来なかった訳ではない)
子育てヒロシ的評価=★★★



47 Ronin (吹替版)
キアヌ・リーブス主演のファンタジー・アクション映画。モロ「赤穂浪士四十七士」を題材にした映画だが、まったく日本感を感じられない。観ていく内に「一体、どこの国のお話?」と思い始める。別の意味で面白い映画。
子育てヒロシ的評価=ゼロですが、観ようによっては★5です。
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