AKRS47は欧州で超美談として語られる #赤穂浪士 #フリーランス #ローニン

AKRS47は欧州で超美談として語られる

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大石内蔵助
赤穂浪士は欧州では超美談として語られる…事が多い

昨日は「赤穂浪士」討ち入りの日。(西暦では1月30日)
年末の風物詩のひとつですが…といっても、最近では、余りドラマ化される事も無くなりました。
【知らない人の為に、ザックリ赤穂浪士
江戸・元禄時代播州赤穂藩の当主だった浅野内匠頭たくみのかみ吉良きら上野介こうずけのすけのマナーハラスメントに激怒して「殿中・松の廊下」で刃傷沙汰に及び、切腹を申し付けられ、お家も改易。家臣達は失業。国家老だった大石内蔵助をリーダーに、二年後に主君。浅野内匠頭の仇として、吉良邸に討ち入り本懐を遂げる。…というお話です。
【事件の発端は経済摩擦】
ドラマ・映画等では、吉良上野介が「勅使饗応役」を賜った内匠頭に対し「付け届けがたりない」事を理由に、その作法を教えなかったという、底意地の悪いジジイの様に描かれます。
が、実際は「塩」をめぐる経済摩擦が、発端だったようです。
播州・赤穂と三河・幡豆は、共に塩の産地でしたが、赤穂の塩の方が天下に評判がよく、幡豆の塩は余り売れませんでした。赤穂の塩作りのノウハウを教えて欲しいと、吉良上野介は頼みましたが、浅野内匠頭は企業秘密として断ります。これが発端と言われています。
【欧州で「赤穂浪士」が美談となる】

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猫は何故、真っ先に長靴を要求したか

ヨーロッパに伝わる民話「長靴を履いた猫」は、親の遺産として貰った猫が「まず、長靴を私にくれたら、あなたの役に立って見せますよ」というお話ですが、猫は、何故、最初に長靴を要求したか? 欧州で長靴を履くという事は「奴隷からの解放」を意味しました。つまり、猫は「先ずは奴隷の立場から解放してくれ」といった訳です。日本の主従と違って、欧州では従者はすなわち、奴隷でした。(主人が食い指しをテーブルの下に投げ、従者は這いつくばってそれを食う等。扱いもかなりひどかった)戦士も同様に、基本は奴隷の立場で、主君が死ぬとフリー解放されたランス槍師、つまり、ローニンになれました。折角、フリー・ランスになれたのに、何故、亡くなった主君の仇を討たねばならないのか? まあ、基本こういう考えがあります。日本の武士団の様に、税の分け取りで成り立っていないので「奴隷が、自由になったにも関わらず、亡き主君の仇を討った」として、あり得ない美談として語られることが多いそうです。「赤穂浪士」も、傷害事件を起こしたのは主人なのに、被害者宅へ殴り込みとは、少し理不尽な感じもします。実際、江戸城内の裁判でも、そこが焦点となりました。
「被害者宅襲撃」その不自然さを緩和するために「吉良上野介は意地悪いよ」というお話が出来たのかも知れません。討ち入りの動機としても、喧嘩両成敗の時代に、吉良だけが改易を免れた事に不公平を感じて、討ち入ったのかも知れませんね。
判決は「有罪」でしたが、武士道として評価され、「切腹」という、武士として名誉な死を受けています。
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