【偉人伝】ニュートンの万有引力
【アイザック・ニュートンは落ちるリンゴを観て「万有引力」を発見しました】
この話は有名ですね。
しかし、ニュートンよりほんの数分前、同じ様に、リンゴが落ちる様を観て、万有引力を発見した男が居た事は余り知られていません。
男は、「リンゴが落ちるという事は、下に引っ張られる力が働いているからだ」と思いつきます。
そして、近くを通りかかった学友たちを相手に、右手に持ったリンゴを左手に落として見せ、
「どうして、リンゴが落ちたか? 君たちにわかるか?」
と言います。
「君が、手を離したからだろ」
「……あ、そっか」
説得されてしまいます。
「バカな事やってないで、バーにでも行こうぜ。ベンジャミンの店に可愛い娘が入ったらしいぜ」
「おっ、良いね」
こうして、男は折角発見しかけた「万有引力」を捨てて、可愛い女の子を発見したんだとか…ウソですよ。
ま、ニュートンの前に、そんなヤツが居たかも知れませんけどね。
それに、ニュートンはリンゴが落ちる様を観て、万有引力を発見した訳ではなく、万有引力の説明として、リンゴの落下を用いたんだそうです。
【しかし、ニュートンは西洋の学者にしては謙虚でした】
万有引力や微分積分で功績を遺したアイザック・ニュートンでしたが、功績をたたえられた時、「私は、少しも偉くはない。先人たちの残した「功績」という名の巨人の肩から、遠くを観た迄の事だ」
ちょっと気障ったらしいですが、このような事を言いました。過去の学者たちの積み重ねた功績があってこその自分であると言いたかったのでしょう。
しかし、「俺が俺が」の西洋人にしては、かなり謙虚な人だったようです。
【リンゴを齧って歯槽膿漏を発見したのはLIONだった】
「リンゴを齧ると歯ぐきから血が出ませんか?」
このCMを知っている人は、余りいないかも知れませんね。
昔、デンターライオンの歯磨き粉でこんなフレーズのCMがありました。
実際は、歯槽膿漏だからって、リンゴを齧って血が出るとは限らないそうです。
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