長野県・散弾銃殺人事件 #散弾銃 #ショットガン #殺人 #立て籠もり #極刑 #死刑 #統合失調症

長野県・散弾銃殺人事件

長野県の散弾銃による殺人事件。その詳細が段々と解り始めました。
犯人は、いつも家の前を散歩で通りかかる、二人の女性が「自分の悪口を言っている」と思い込み殺意を抱いていたそうですね。
一人を刃物で滅多刺しにし、近くにいた目撃者が止めに入り「なんでこんなことをする?」というと、「殺したいから殺した」的な返答をして、もう一人の女性を殺しに向かったようです。
通報で駆け付けたパトカーの運転席側を並走する様にして、警官二人に発砲。
この辺りが、平和ボケといいますか、平和に馴染んだ日本人らしい所です。
通報の段階で、銃声の事は聴いていたでしょうし、銃を持って駆け寄ってくる犯人を見掛けても、そのままスルスルと四十~五十メートルほどの並走をゆるしてしまっています。
亡くなられた警察官を責める積りはありませんが、やはり、銃を持った犯人を目視したら、即座に停車して車を遮蔽物に警察官も銃を構えるべきだったのではないか? と考えてしまいます。
「日本だし、ましてや草深い田舎町」
という、油断もあったのではないでしょうか。銀座の強盗事件でも、平和に馴染んだ通行人達は、どうしてよいか解らない状態でした。
「映画の撮影だと思った」というより、思いたかった感じだったのではないでしょうか? かくいう私も、殺人や強盗現場に遭遇したら、どうしてよいか解らないと思いますけど。
順当に裁かれれば死刑
計画性があり、四人も殺しているので、裁かれれば死刑が妥当な犯罪ですが、気になるのが、
「自分の悪口を言っている」
と思い込んで居たところです。
統合失調症」と診断される可能性があります。
統合失調症
100人に一人位の割合起こる病で、発病するとすれば思春期~四十歳位の間と言われています。
主な症状は、居るはずのない、他人の声が聞こえたり、通りすがりの、全く関係のない人に笑われていると思ったり、悪口を言われているように思ってしまい、その思い込みから暴力を働く例も、はっきり言って多いです。要するに「脳の病」です。
三十年以上前の話ですが、私の勤めていた会社にも、統合失調症の男が居ました。
普段から、ちょっとアブナイ感じだったので、部署も違ったし、近寄ったり、話しかけたりは避けていたのですが、ある時、「悪口を言っているだろう」と、急に組みつかれた事があります。
「何のことだ?」と言っても聴かず「とぼけるな、知ってるんだぞ」という感じで、もう目がイッている。大変、恐ろしい思いをした事があります。
周りが止めてくれましたが、普段から近付かない私には、全く覚えのない事でした。
取り押さえられた男は、部長らに私ともう一人の男が、タイムカードを押しながら「臭い、臭い」と言って笑い。こっちを観たと言います。それからというもの、影口がしつこかった。と言ったそうです。しかし、彼の事を話題にしたことすら、私にはありませんでした。
会社側から解雇した訳ではなく「こんな所には居られない」として、本人から辞めてゆき、正直ホッとしたものです。後に、専務や社長から「彼は統合失調症で薬も飲んでたんだ」と聞かされました。
もし、統合失調症と判断されれば
死刑を免れる可能性はあります。
昔、東京の江東区で起きた「深川通り魔事件」でも、犯人は、一歳と三歳の子供を含み、四人も刺し殺し、三人に重軽傷を負わせたにも関わらず、裁判では「無期懲役」の判決となっています。
犯行当時、覚醒剤も使用していましたが、統合失調症であった事で、死刑にはなりませんでした。
こんな犯罪者は、絶対に死刑にしろ。とまで、私には言えませんが、無罪となったとしても、そのまま社会に戻して欲しくはありませんね。
「周辺の者たちの理解が必要」とは言われても、現実には、かなり難しい問題です。

「気ちがいに刃物」

この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村