ウーバーイーツの交通マナー 車の幅寄せは「殺人未遂」になる
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ウーバーイーツ
その交通マナーが悪い人が多いのは確かだが…
今でも、テレビ等で、ウーバーの配達員さんが、車に煽られたなんてニュースがよく流れます。
「ウーバーは交通マナーが悪い」
というのが煽りの理由ですね。マナーが悪いから煽っていては、自身もマナーの悪い、お仲間ですけどね。
確かに、私が町を歩いていても、ウーバーさんは、信号無視したり、逆走してたり、変な所で斜め横断したり(斜め横断は何処でやっても変だけど)、右折で急に右のインを取ったり、交通ルールを知らない。守らない配達員さんが多いのも事実です。配達員以外でもおなじマナー違反をする人は多いですが…
しかし
「自転車は車道走る事」を知らない自動車ドライバーも多い
ドライバーの中には、自転車が車道を走る事が、マナー違反と思っている人が居る様です。
最近ニュースで見た、煽られた配達員さんの場合。
後方録画をし、録画している事をアピールするステッカーも貼っていました。
しかも、ちゃんと交通ルールを守って走っているにも関わらず。
自転車が車道を走っている事が、もう、マナー違反だと思っている。
こういうドライバーが、自身が自転車に乗ると、「自転車は歩行の延長である」と思うクチなんでしょう。
交通ルールを守らないドライバーこそ、免許は返納して欲しい
ですね。
老人だから危険なドライバーとは限りません。交通ルールを知らない、危険ドライバーこそ、全員免許証を返納すべきと思います。それこそ、AIを駆使して、運転すると人格が変わる様な人物は、免許が取れない様判別して欲しいと願う今日この頃です。
まあ、その前に、人間が運転する時代がなくなると思います。
しかし、ほんの、十年ほど前まで…
東京5チャンネル。テレビ朝日で、無法自転車として、車道を走る自転車を取り上げていたことがあります。
取材先は京都の河原町。路肩に止っている車を、車道側に避けて走る自転車を呼び止めては、
「あぶないですよ」
と声掛けしている。
言われた方も、「あっ、いけなかったのかな」みたいな雰囲気でしたが、テレビ局自体、「自転車は原則車道走る事」を知らないし、「路肩の車を避けるときも、原則車道を走らなければならない」という事を知りませんでした。知っていればあんなヘンな特集は組まなかったでしょう。
現在は、さすがに、各局、「自転車は軽車両につき、基本、自動車と同じ交通ルールに従わなければならない」(従えない場面もある)という事は知られているとは…思います。
車の助手席に乗っていると
確かに、ドライバー的には、路側帯を走っていても、自転車を邪魔と感じるだろうな。と思いますね。それでも、常識的なドライバーさんなら上手に対処してくれますが、下手なドライバーさんなら、尚更、邪魔と思うようで、上手に追い抜くことが出来ないようです。
まだまだ、日本は、自転車も自動車も、交通意識が低いですね。欧米が進んでいると言いたいわけではありませんよ。
【信じて貰えない実際にあった話】
フリーのライターをしていた頃、交通費が出ないので、現在も使っているママチャリで、取材に回っていました。
西は、杉並、世田谷。東は千葉市の稲毛。北は三郷、吉川位までママチャリで行っていましたが、やってみると「意外に近いな」と思う様になります。
ある時、千葉・習志野からの帰り、歩道の狭い道路の車道を走っていると、後方から来た路線バスがしきりに「バスが通ります。ご注意ください」と警告を鳴らしてきました。
要するに、「邪魔だから歩道に上がれ」という警告なんでしょう。適当な所で歩道に上がって、追い抜くバスを見送ると、バスの横腹に、でっかく「自転車も車道を走りましょう!」と、プリントされています。バスの警告の執拗さに腹立たしく思っていましたが、思わず笑ってしまいました。ちょっと出来過ぎた話なので、余り人には話しませんが、本当にあった本末転倒なお話です。
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