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知床遊覧船事故


経営理念の欠如が生んだ事故
「死人に口なし」船長に責任を押し付けつつ、でも経営者の自分に責任がある。みたいな、記者会見でした。個人的想像でしかありませんが、実情、経営者による「出航しろ」的「圧」は有ったのでは? と思っております。
地元では「やり手」として有名な社長だそうですが、安全より利益を優先した、悲しい大量殺人事件だったと私は思います。
ホテル・ニュージャパン
かなり昔にはなりますが、赤坂見附で起きた、ホテル火災事故。
出火原因は、宿泊客の寝タバコでしたが、ホテル全体の防災・防火設備が不十分だったために、大勢の死傷者を出した火災事故でした。
後に、設備等は意図的に取り外されていたり、簡略化されていた事が判明します。
当時、ホテルの社長だった横井氏は、ホテル経営の素人。
「相場師」で有名だった彼は、買収によって、このホテルを手に入れていました。
「お客様に快適さと、安心を与えたい」という様な経営理念がなく「利益(数字)」しか追求しないので、お金を産まない、安全設備はコストカットした上の事故でした。
カルロス・ゴーン
元・日産社長のカルロス・ゴーンさんが、現在、お尋ね者として、ドバイかどっかに居ますね。
このゴーンさん。「ミスター、コストカッター」「企業再生マン」として、日産以前から有名でした。大変優秀な方である事は間違いないのですが、やはり「経営理念」の有る方ではない。
兎に角、お金を産まない事に、お金を投じない。
ゴーンさん当時の日産は、主にアメリカで売り上げを伸ばし、数字の上で業績は伸びました。しかし、これも表向きの事。バイヤーに対し「日産を一台売る毎にボーナスを上げる」という形の、販売展開をしていました。
ボーナスが貰えるので、沢山売ってくれるのですが、同時に日産としての持ち出しが多くなります。この方式だと、やがて、頭打ちになって、業績は一気に下降して行きますが、ゴーンさんは日産の企業価値がマックスに近い状態で、ルノーに売却するつもりだったそうです。
ですから、役員による「反乱」が起きた訳ですが、カルロス・ゴーンさんのやっていた経営戦略は、結局の所、お金になりそうな企業を買収。人件費を含む極端なコストカットで、書面上の売り上げを伸ばして、企業価値が上がった所で売りさばく。という。典型的な「ハゲタカ商法」だったようです。
こんな感じで価値の上がった企業を買い取ると、大抵は、その内情はガタガタだったりするそうです。
まあ、本当に経営が上手く行っていれば、売りに出す必要はないわけですからね。
サントリー
現在では一部の株を上場しておりますが、以前は非上場。
「閉鎖的企業」とか「一族だけがお金儲けしている」などの悪口を言われていましたが、もし、早い段階で株式上場していたら、株の買収で「安い合成酒(米、麦、葡萄の糖質発酵ではなく、他の糖類を簡易に発酵させてアルコールにし、それらを合わせたもの)」を造らされる、安っぽい企業になっていたかもしれません。
サントリーは「寿屋」と言っていた昔も、京都の「山崎」醸造所に麦を運び込むだけで、十年も出荷しませんでした。山崎近郊の人々も「荷物を運び込むトラックは見るが、何かを運び出すトラックは見た事が無い」と噂しあいます。
ウイスキーを造るのには、何年もの時間が掛かるからですね。サントリーは、ビール事業に参入する際も、発表から販売まで十一年掛けています。
「良いものを届けたい」
という、経営理念が無ければ出来ない事です。
経営理念上「ハゲタカを呼び込む株上場はしない」とする、有名企業は結構あります。
事実上の一般人同士の相互配達「ウーバーイーツ」
登録さえしておけば、自分の空いた時間のみアルバイト出来る。という画期的仕組みで、売れない若手芸人さん等、ウーバー配達員をやっている方は多いです。
仕組みとしては、大変面白いのですが、配達員がレクチャーを受けていないので、トラブルも多い。
一番多いトラブルは、よくニュースにもなる交通トラブル。
道路の逆走が一番多いし、二段階的右折をしないで、いきなりインを取って右折するので、対抗自転車が危険。横断歩道でも、信号無視して平気で歩行者の群れに走り込んで来る。こんなウーバー自転車は、本当に多いですし、エントランスにオートロックのあるマンションなのに、インタホンを通さず、誰か居住者の後に着いて入館して、いきなり配達先の玄関に現れたりする。マナーを守らない配達員は沢山います。
安全やお客の安心を考えると、お金を産まないが「レクチャーが必要」になります。
「ただ、配達すればよい」という形になっていますね。
都市部のAmazon直接配達
「置き配」を依頼していないのに、勝手に置き配してゆくし、在宅でも面倒なので宅配ロッカーに入れて行ったりします。
我が家は、宅配ロッカーがありますので、別に宅配ロッカーでも構わないんですが、勝手に玄関先に「置き配」された時は嫌でした。
いくら、オートロックでも、いや、オートロックが故に、誰かに荷物を持って行かれたら、マンション内の人間を疑いがちになるでしょうしね。
我が家は、ネット注文で特に急ぐ物はないんですが、半ば無理やりにお急ぎの「プライム会員」に入会させておいて、在宅時の「置き配」「ロッカー配」は、なかろうに…とも思います。
あと、良く耳にするのが、誤配の多さ。幸い我が家で、Amazon配達による誤配は、今の所ないんですが、誤配された方が、連絡しようにもなかなか連絡先が掴めない。
とか
配達員が分かっても「どこに、誤配したのか分からない」という返事が来る事が多いそうです。
これが、国内の配達業者だと、私にも経験ありますが、配達ルートが分かるので、どこで誤配したかも、かなり正確に特定できます。しかも、誤配を受けたお宅も、直ぐに営業所に連絡出来る仕組みになっているので、日本式の方が誠実なシステムだと思います。
Amazonの「急ぎ便」は、配達員にとってはかなりストレスで、かつて、ヤマトが担っていた頃は、配達個数と再配達が多すぎ、大勢のドライバーが辞めて行った事も事実です。テレビ等のニュースでも取り上げられました。
なんか思いつくまま
書いてしまいましたが、やっぱり、企業にはい安心と安全を含む、経営理念を持って欲しいと思います。
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