ザックリ手裏剣のお話「忍者」 #忍者 #どうする家康 #戦国時代 #大河ドラマ #手裏剣

ザックリ手裏剣のお話「忍者」

車剣は忍者より籠城兵の方が使っていたという説も

「どうする家康」まあ、見てます。
前回は、奥方一家救出作戦で服部半蔵を中心に描かれていました。
何度か「手裏剣」を打つシーンがありましたが、私、あの打ち方出来ます。(自慢)
手裏剣の打ち方は幾つかあって、ドラマ中で行っていたのは、「直進法」とでも言いましょうか、概ね「八分の一回転打法」になります。
手裏剣が手離れした瞬間は、刺突先に対して剣は45度の傾きで飛び、突き刺さるまでに水平になって行く感じです。
他、四分の一、九十度回転の「直打法」が有名で、これも私出来ます。(自慢)
手離れの瞬間、手裏剣は垂直に立っている状態で、指の腹で剣の横を擦って押し出す感じで打ちます。
練習すれば、共に4~7メートル位、上手くすれば10メートル程度の距離は打てる様になりますが、「直進法」にせよ「直打法」にせよ、やはり近距離向きの手裏剣術だと思いますね。
槍の敵に刀で応戦している時とか、刀術に長けた相手から忍者が逃げる時とか、おそらくそんな場面を想定しての技ではないかと思われます。5メートル以上離れると、結構、目で追える程度に遅く感じます。
しかも、オーバースローでなければ、遠投に向きません。至近距離でもなければ、サイド、アンダースローでは打ちにくい。
なので、私は、「一回転打法」が最も良いと考えています。
「直進法」「直打法」は、気持ち押し出すように打ちますが、「一回転打法」は、腕をしならせて打てるので、遠投も利きますし、回転する分威力も増します。
しかーも、サイドスロー、アンダスローでも打てますし、アンダスローにおいては、両手を垂らした状態から打てるので、一旦構える事の多い「直進法」「直打法」より有利で融通が利くと思っています。
ナイフなら握り手の方を持って居るので、ナイフで戦い、投げつける事もできます。
「直進法」「直打法」は難しい
と言われることが多いのですが、これは人によるでしょう。
「直進法」「直打法」も、私は、20分程度の練習で打てるようになりました。(自慢)
たまたま才能があったのかも知れませんが、難しく感じる人は、手裏剣対する何か歪なイメージに左右されているのかもしれません。実際は、そんなに難しい打ち方ではありません。
私が、一番難しいと感じる打ち方は「反転打法」で、しかも、ナイフならば一旦逆手に持ち直す所が気に入りません。
手裏剣専用の剣は必要ない
ドラマでは、専用の手裏剣で描かれていましたし、江戸時代後期に登場した「根岸流」は「直打法」で遠投を利かせるために「携帯式ロケットランチャー」の弾頭に似た形の剣を造りだします。オーダーメイドなら、一本当たりそんなに安いものではないだろうにと思います。
「命と金と、どちらが大切か」
という論もありますが、実戦で考えた場合、お高い専用手裏剣は現実的ではないように思います。根岸流も天下泰平な時代の「手裏剣術」という名の「スポーツ」として誕生したように思います。
戦国時代の手裏剣は
やはり、五寸程度の「和釘」を使ったか、短剣で戦いつつ、不意打ちに投げつける感じだったと想像しています。戦国の昔でも、釘は量産されていましたし、やはり安価で手に入れやすい物でした。実践の度に投げ捨てるには、専用手裏剣は不経済極まりなかったのではないでしょうか?
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