長野県猟銃事件その後 #猟銃 #散弾銃 #警官 #拳銃

長野県猟銃事件その後


長野県の猟銃殺人事件ですが、その後の報道で、死亡した警官二人は拳銃を携帯していなかったといっておりました。
「しかし、最善の対処をしたと思います」
亡くなった、警察官を慮って、長野県警はこう会見したそうですが…私は関心致しませんでした。
「死んでしまっては、最善ではなかろう」
と思ってしまいます。
昔、ある番組で、警察官の研修ビデオを観た事があります。
実際にあった、幾つかの、事件パターンを、再現ドラマ形式で紹介しておりました。その中のひとつに、「夫婦喧嘩の通報」があって、
「たかが夫婦喧嘩の仲裁だから、防刃ぼうじんベストは着用しなくても良いだろう」
警官二人は出掛け、結果、上司警官の方が包丁で刺されて死亡。という内容でした。
要するに、「些細に思える事でも油断してはならない」という戒めなんですが、長野猟銃事件の場合、この戒めに反しています。(長野県警では、このような指導はしていないのかも知れませんが)
刑事警官にはよ、百点か零点しかねぇんだよ」
とは、昭和の名刑事 平塚八兵衛さんの言葉です。
一見、警察官たるものは「常に完璧を期せ」という、厳しいだけの言葉にも聞こえますが、自らの安全の為にも「油断した」等の、言い訳は通らない。と、私は解釈しています。
長野猟銃事件でも通報の段階で、猟銃の存在は知らかったのかも知れませんが、最悪の事態を想定して拳銃は携帯して欲しかったと思います。
しかも、ご遺体を12時間も放置し
交渉に当たった警察の在り方は、「西鉄バスジャック事件」愛知県長久手の「立て籠もり拳銃発砲事件」の頃から、なんら進歩していません。
今回は四人とも即死だったから、放ったかしで良いと思ったのかも知れません。(良いわけありませんけど)
西鉄」の時は、慎重過ぎる警察の対応で、瀕死の人質が死亡するなど、遺族からすると耐え難い結果を招いています。
長久手」では、若い機動隊員が、待機に待機の末、むざむざ射殺されています。
「立て籠もり犯は絶対に射殺しろ」
とは言いませんし、思いませんが、「結局、助けては貰えないんだな」思ってしまいます。
ロシアでは人質に取られたら、犯人もろとも射殺されてしまうそうですが、日本では、犯人は無事かも知れないが、高い確率で人質は殺される様な気もします。
人質事件に巻き込まれたら、自力でなんとかするしかないんでしょうね。
警察は守ってくれるわけではない
つくづく解ったような気がします。
因みに
今回の事件で、警視庁からSAT、SITが派遣されていたらしく、「早期突入」をアドバイスしたそうですが、県警部長だか課長が優柔不断で決断しなかったそうです。それなりのネットニュース情報ですが、この辺りは鵜呑みにしてよいか怪しいところです。
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