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『VIVANT』第八回を観終わって

遊牧民の食卓でライスを盛られた皿は考えにくい

国際テロ組織「テント」内部に潜入成功。といった所でしょうか?
捕らわれた、後輩の黒須駿さんの安否が気になります。裏切られて射殺された「別班」の仲間も多分、死んでは居ないんでしょう。
国際テロ組織「テント」は、ザックリ言って、テロ以外に孤児院を運営していた。というお話でした。(色々会計上の秘密もありましたけど)
わざわざ、日本から米(コシヒカリ)を取り寄せ、給食に充てていましたね。
それを不埒にも、横流ししていた院長が財産没収と共に国外追放。という重い処分を受けます。
余計な事とは思いますが
しかし、架空の国とはいえ、モンゴルの西に位置し、同じモンゴル語、同じ遊牧の文化を営むバルカ国は、民族的に見て、あんな日本人並みに「米飯を食す文化は無い」と思われます。
あの大横綱白鵬関も、「モンゴルではご飯を食べないから(訳でもない)、来日当初、ご飯が気持ち悪かった」ご飯の匂で吐きそうになった。と述懐しておられました。(現在は平気だそうです)
小麦を使ったパンやパイ、餃子の様なものはあっても、日本人の様に白米を中心に、副食を頂く習慣はありません。お米は「ミルク粥」にして食べますが、日本人が思うような粥の量ではありません。やはり羊などの「肉料理」が主食で、パンが副食な印象です。他、中国で「乳腐」と呼ばれる、元は馬乳で作ったヨーグルトも良く食べられますね。
遊牧民に稲作は根付かない
「稲」そのものが、元は熱帯植物である上に、湿地帯でないと上手く育ちません。
水田の作れない草原では、まず米を食べるという習慣は生まれないでしょう。
しかも、草原そのものを「聖地」とみなし、土を耕す事を嫌う遊牧民に、米食の習慣は馴染まないと思われます。
(草原の土は浅く、鍬を入れるとたちまち砂漠化が始まるため)
その昔、中国北部とモンゴル南部の草原地帯では、土を耕す農耕民族と草原の遊牧民との間で諍いが絶えませんでした。
今でこそ、北京周辺でも稲作は行われていますが、ほんの何十年か昔、中国北部では米は作れませんでした。北京料理の主食は、やはり小麦、蒸しパンでした。
まあ、テントのリーダーの「ベキ」が、米飯食を広めた。という設定なのかもしれません。
ちょっと、中だるみな印象も出てきましたが、次回が楽しみです。
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