ダリ展に行ってまいりました
と、言いましても、二週間ほど前のお話なんですけどね。
埼玉県東所沢「角川武蔵野ミュージアム」で開催しておりました。
今回は、絵画そのものの展示というより、ホール壁面と柱へのプロジェクションマッピングな展示方法でなかなか斬新。
全体に動的な展示会で、スマホに専用QRコードを読み込めば、ブルートゥースで解説を聞きながら観る事ができました。
「写真撮影はOKですが、動画撮影はNGですので、お気を付けください」
と説明されたので、とりあえず、何枚が写真を撮りました。
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kosodatehiroshi/20240531/20240531113550.jpg)
サルバドール・ダリ
スペイン出身の近代画家。同じスペインのピカソと並ぶ、高いデッサン力を持っている事で知られています。
キャンディー「チュッパチャップス」の包み紙をデザインした事でも有名ですね。
このサルバドール・ダリ。写真等で見るとユニークな髭の伸ばし方で、妙に破天荒で弾けた様な印象があります。
しかし、その実態は、人見知りではにかみ屋、地味な性格だったようです。
妻のガラ・エリュアールと知合ってから、ガラリと変わったようですが、ガラさんは、ダリを一目見た時、
「この男、イケル」
と思ったのだそうです。それから、ダリそのものをプロデュースし、あの破天荒なイメージを作り出したんだそうですね。
なんか、サッカーのデッビット・ベッカムとヴィクトリアさんの関係に似ています。
ベッカムはサッカー上手の男前でしたが、服装や髪型が超ダサダサだったらしく、妻のヴィクトリアさんがプロデュースする事で、オシャレになったそうです。
出口に向かう通路には「ダリの言葉」を書いた暖簾が無数に吊るされていました。
探せば「…人間だもの」の、あいだみつお さんの言葉もまぎれて居たかも知れません。