令和米騒動 #消費税 #財務省 #定額減税 #米不足

令和米騒動

期間限定でも消費税を下げた方がお金は回る…気がする

米のストックが十分なら

会合とか開いてないで、とっとと市場に流して欲しいですね。
「若干の高値が予想される」
なんて、農水大臣は言ってましたが、去年の二倍額で売られています。
「二倍の値段は、若干ですか?」と言いたい。
ある、通販サイトでは、来年のお米の予約まで、受付けを始めたとか。
なんか、まるで江戸時代に始まった米相場みたい。
先物取引」の発祥は、紛れもなく日本ですが、元々は「その年の米が、まだ実を付ける前に値段を決める」という、生産者の救済措置で始まりました。(米穀経済の武士の生活を守る意味もあったかも知れません)
収穫の出来不出来に関わらず、決められた値段で買う訳ですから、「今年は出来が悪いんじゃないか」と判断すると、買い取り権を他人に売ったり買ったりが始まって、現代の株取引きの様になって行きます。
現代の株取引でも有名な「キャンドルチャート」=「ロウソク足」も、日本の先物取引から生まれ、その日の、取引の売買の勢い。投資家の心理を良く表しているとして、今では世界中で使われています。
大坂表の値動きを、狼煙と旗振りを使って、いわば光通信で全国に半日で伝えられた。と言いますから、なかなか馬鹿にならない速さです。

拙速を嫌う戦後日本人

「日本人は計画的に物事を進める」という事は、世界的にも評価されていますけど、緊急対策は遅いですね。
「巧遅拙速」
巧妙であっても遅いくらいなら、稚拙でも速く手を打った方が良い。
孫子」に出て来る言葉です。(主に、敵が国境脅かした場合のスクランブル発進の事)
緊急事態で、「どうする?」なんて、うだうだ策を練るよりも、兎に角、手を打って置くことが重要なんですが、戦後の日本は「色んな人の意見を聞いて…」とか「それでは、暴走(戦争を含む)に繋がる危険性がある」とか「どうする? どうする?」あたふたするだけで、実に動きが鈍いです。
震災が起きても、貯めこんだドルを売るなどして、早急に復興資金を作れば良いのに、「復興税」と言う、遅い財政でなんとかしようとします。
「緊急事態に備えた準備金、備蓄」
なはずなのに、緊急時になっても、なかなか放出しようとしません。
兎に角、日本の財務省は貯めこもうとする感じがします。

消費税

日本やアメリカの様なシーパワー的な国は、国民が簡単に国外に住所を移し、そこから日本やアメリカに通う事は難しいので、無理に消費税を必要としない。という考えがあります。
しかし、アメリカのGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック(Meta)、アマゾン)の様に、インターネットを駆使して他国で商売し、法人税も払わないで、利益だけを本国に送る。骨も残さないハイエナ企業を相手にした場合。物の売り買いの場面で、税を徴収する「消費税」は最も有効なのかも知れませんね。
米アマゾン本社は株式ですが、日本アマゾンは出資者と所有者が同じになるように、合同会社形態をとっています。
これら、不健全と思われるGAFA等、米国系企業に対し、日本とヨーロッパ諸国は連合し、なんとか、商売している国に税を納めさせるよう努力、抗議しています。
アメリカも、バブル期の日本を狡いとか、近代中国を狡いとか批判してきましたが「どの口が言う」という気持ちは否めません。
話が脇に反れました。その「消費税」ですが、ヨーロッパ諸国では不景気になると、一時的にでも税率を下げて一般消費を上げますが、日本の財務省は絶対に下げませんね。

「ばらまき」は一概に悪い訳ではない

某かの給付金とか、今回の定額減税等、所謂「ばらまき」は日本だけでなく、世界各国で行われているもので、米国でも不景気になると、「一家庭何ドルづつ」かお金をばらまいて、「これでケチャップでも買え」(兎に角、何か買えばお金が回るからという程度の意味)という、感じで行われてはいました。
ただ、やや、時代にそぐわない面もありますね。
特に、日本人の様な貯めこみ型民族に「定額減税」や「某給付金」を行うと、使うより貯金に回す人の方が圧倒的に多いでしょう。
日本人には、期間限定の「消費税」減税の方が、絶対お金を使うと思うんですけど、財務省はどうしてもやりたくないそうです。

因みに財務省官僚

伝統的に「東大法学部卒」(文科系)が大量に採用されるんだそうです。
頭は良いかも知れませんが、経済の素人が入省後、はじめて経済に関するレクチャーを受けるような人たち(解ってない人たち)が、その中心を握っている事が間違い。
と、財務省官僚だった高橋洋一・経済学・数量学教授(東大経済学部(理数系)出身)は言われております。
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