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もしも徳川家康が総理大臣になったら


巡回に出ると
なかなか、孤独な状態になるので、現場等ではラジオを聞きながら、チェック作業をしておりますが、最近よく流れるラジオCMに、
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
という映画のCMが有ります。
戦国時代の武将を中心に、足利義満聖徳太子、「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗坂本龍馬等を現代に蘇らせて最強内閣を作らせてみよう。という内容らしいですが、増税倹約将軍の徳川吉宗と戦国の経済関白(太閤)・豊臣秀吉だと、もう意見が対立しそうですね。
どんな、仕上がりになるのか、相反する、歴史の政治家同士を集めた内閣。というコンセプトなのかも知れません。

リアルに「もしも徳川家康が総理大臣になったら」

多分、余り評判の良い総理にはならないでしょう。
家康は、自身で公言していたように「前例成功例のない事はやらない」人でしたから、改革には積極的ではないでしょう。
何か問題があっても「えー、緊張感と危機感をもって、慎重、真摯に問題に向き合い…スピード感を以って検討したいと思います」なんて言うかもしれません。
国民から「なんだ、結局、何もしないのか」と言われそうな気がします。
ライバルの為政者が居ない場面では、約束も平気で反故にしてますね。
三河一向宗や、関ヶ原での吉川広家伊達政宗に対しても、言葉の曖昧さを利用して約束を破りました。
「総理、総理、公約では経済を良くすると言いましたが、国民は物価高や増税に苦しんでいます。これをどうお考えですか?」
「企業は儲かって、税収も増えてる。経済は良く成ってるじゃないですか」
とか言いそうです。日本を東西に割った関ヶ原、派閥作りは名人級ですね。
徳川家康は、桃山時代ころから儒学者・藤原せい を招いて「朱子学」に傾倒していたので、「商人は物を作ることが無い。右の物を左に移すだけで利を得ている」という商人蔑視の考えもありました。(藤原惺窩は、商売感覚の優れた秀吉を軽蔑し「無教養者」と見下していた)
この考えは、江戸時代を通して徳川・松平家の軸になります。
江戸中期の老中・田沼意次の興した、不安定で勢いに欠ける米穀経済から、商業を盛んにし商人からも税を徴収しようとする考えは、松平定信から嫌われました。

農民納税者は生かさず殺さず

税率を京間(182センチ)から江戸間(176センチ)に変更したのも、徳川家康です。
昔の税は、「一坪辺り何斗何升」で決めていたので、一坪の寸法が小さくなることは、即ち増税でした。(本京間(191センチ)から京間、江戸間と移行した)
●前例の無い事はやらない
●商人を軽蔑
●約束は反故にする
農民納税者は生かさず殺さず
●兎に角、増税好き
●派閥作りの名人

なんか、現代日本の政治感覚と余り変わりませんね。
というか、徳川家康のこれらの感覚が、江戸時代を通して日本人の体質そのものになりました。
徳川家康
戦国末期だからこそ、大物政治家として君臨出来たのだと思います。

増税クソ狸

もしも徳川家康が総理大臣になったら、こう呼ばれていると思います。
あれ? どこかで、似たような仇名、聞いた事ありますね。
増税…なんだっけ? クソなんとか?


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