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いよいよ新紙幣が発行されました


一昨日の夕方、台所仕事をしなが、ニュースを見ておりましたら、新紙幣発行に伴い、それを手に入れたい人々を取り上げております。
各紙幣に使われている肖像の方々、その出身地の市役所等なら、まあ、欲しがってもおかしくありませんけど、一個人で、必死になっている方もいらっしゃる。
「何もそんなに慌てなくても、そのうち皆に巡ってくるでしょ」
そんな気持ちですが、私も新紙幣を手にしたら、ちょっとテンションは上がるんでしょうね。
ニュースでは、
「新紙幣で、何を買われたのか、気になる所です」
なんて、言っておりましたが、ここは、さすがに、
「別に、気になりませんけど」
笑ってしまいました。新旧どちらも、貨幣価値はかわらんでしょ。
テレビも何で、そんな所を掘り下げようとするんでしょう? ちょっと面白いです。

新紙幣

偽造防止の技術「3D画像が回転するホログラム」が、採用されていますね。
他にも、日本ならではの技術が多数採用されているようですが、
「円が弱いのに、偽札なんか作る?」
という、嫌みを言う、文化な人も居られました。
弱い「円」とは何でしょう?
文化な人々は、対外レートだけを取り上げて「円が弱い」と見るようですが、お金の強さは色々な見方があります。
一番解りやすいのは「国債」の利息率。
国債」もワインや日本酒みたいに「何年物」というものがあるそうですが、10年物を例に上げますと、日本の国債の利率は0.6%。それに対して、米国債は4%、 豪州で4.5%もあります。
これは、何を意味しているかというと、利率が0.6%と低くても、日本の国債は信用できるので、取りはぐれがない。保険的に買っておこう。という事です。
逆に、4~4.5%という高利率は、それだけ利率が高くないと買ってもらえない。「信用成らない」という証になっています。
日本政府の「総資産」(日本国の総資産ではない)だけでも、事実上の借金643兆円(1286兆円の半分)の六倍程(隠し資産含む)あるので、破綻はあり得ない。と諸外国は観ています。
これは、「円は強い」という事を表します。
事実、世界最大のGDPを誇る米国でさえ、「貸借対照表バランスシート」的には、資産と負債の差が日本ほど大きくありませんし、ヨーロッパ諸国は、かなり狭い国も多いですね。
GDPと資産比でも、先進七か国で日本はほぼゼロで、カナダと並んで世界でも超健全な財政になっています。
だから「円」は、未だに「世界三大通貨」として取り上げられている訳です。
しかし、「円安」好景気なハズの日本経済。
バブル期と何が違うのか

ズバリ、雇用賃金を上げてもらえない。という所ですよね。
バブルの頃は、ちょっと売り上げが伸びると、直ぐボーナスが出たり、給料も半ば「言い値」で上がっていました。(出版業界だけ?)
「円安」でも、それを上回る収入があるので、旅行も海外。そんな時代でした。
今回は、バブル期より株価も上昇。72兆円という、過去最高の税収も出ているので、それだけ輸出業を中心に儲かっている訳ですから、雇用賃金を上げられない訳はないのですが、社会全体の雇用賃金は上げて貰えない印象はありますね。
やっぱり、あれですかね。「バブル崩壊時」の二の舞は避けたいから、引き締めているのかもしれません。

いつもながら、私は、所詮、経済の素人なので、「こんな見方もあるんだな」程度に読んでくださいませ。

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