日経平均4451円安、過去最大の大暴落
日経平均株価が過去最大の大暴落4451円安の3万1458円42銭
昨日の日本株の大暴落のニュース速報を受けて、弊社一部のジジババの言葉。
「円が弱過ぎて、とうとう株も投げ売りされた。日本の経済ももう駄目なんじゃないか」
正確ではありませんが、何人かがこう言われました。
「えっ？ 円は上がって来てますよ…」
財務相、マスコミを通じての教育効果。であると思われますが、円高になると日本の株価が下がるのは普通です。
（民主党時代、1ドル75円（瞬間的に72円位になった）の円高になり、日経平均株価は7500円位に迄下がった）
今回も、日銀の利上げ。アメリカの好景気が失速に向かい始めた事。イラン、イスラエルの中東情勢等の心配から、投資家は安全な円を買い始めただけに過ぎません。
因みに、円でも株でも、日本市場を売買する投資家の約80％は外国人投資家です。
その外国人投資家たちに、「円は安全」と観られている所が、「円」の強さだと私は思っています。
大きな資産を持ち、テロの対象国でもない。堅実な国民性の為に、バランスシート的にも財政は安定している。だから紛争等、不安要素がある場合「円」は買われます。
ギュンギュン音が鳴る様に、お金をを回しているアメリカは、GDP的には世界第一位でも、資産に対して負債の方が多く、国債も利率が高く日本ほどの信用はありません。
数字上、経済破綻どころか黒字の日本も、肝心の国民は財務省政府から、江戸時代からの伝統政策「生かさず殺さず」が続けられています。（江戸時代は、より万人に仕事が回る仕組みがありましたけど）
しかし、年配者で「円が安くなりすぎて、とうとう株価も下がった」と言う人が割にいたのは、少し驚きました。
今の、ジジババパート多めの会社に入って、年寄りでも、結構、誤解している人は多いものなんだな。と思わされています。
私も、決して、経済の玄人ではありませんが、円安になると輸出が伸びて、株価が上がる。円高はその逆の現象が起こる。事位は知っています。
うーん、ジジババたちにも、もう少し落ち着いて、考えて欲しいとは思いました。
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