ウチの子は勉強嫌い…と思っても、勉強は無理にでもやらせた方が良いのでしょうね
我が家の倅。
「勉強好きか?」
と聞くと、
「フツー」
とか、応えます。
普通とては言っておりますが、実際は勉強嫌いなんだろうな…と思います。
算数だけは得意で、テスト項目の「技能」や「数学的ものの考え方」は100点を獲ってまいりますが、
「思考・表現力」では、点数が低く、この項目だけを取り上げれば、0点を取ってきた事もありました。
自宅の復習で話を聞けば、基本的には理解出来ていて、思考そのものは出来ているのですが、文章として説明する力が弱い。
つまり、国語力が弱いわけですね。
漢字の書き取りは、いつも、ブーたれながらやっております。
(私個人の経験では、読書の方が、楽しく漢字を覚える事が出来た気がしますが)
国語が弱いと、得意な算数だって、文章問題が苦手になるし、理科や社会科だって、説明文が中心だから、さぞかし辛かろうと思います。
無理に、偏差値の高い学校に進学させようとは思っておりませんが、社会に参加して行く上で、国語力の弱さというのは、親として心配になるところです。
倅を見てても、勉強に対する「欲」があるようにも思えません。
まあ、だからと言って、現在だけを見て、
「駄目だこりゃ」
と思うつもりもありませんけどね。
ただ、三、四年生頃から、女の子を中心にメンタル面が急成長する子供が増えて、傍目にも、シッカリ度に差が見えて来たりしますね。
「誰それちゃんに比べて、ウチの子は…」
と悩まれる親御さんも、この頃に増えるような気もします。
倅のクラスメイトに、保育園時代からずっと一緒の女の子がおりますが、最近、急に大人びて来て、会話の受け答えもシッカリして来ました。
その子のママは、
「ある日、突然…本当に突然という感じで、自我に目覚めたようになって、それから、勉強に欲が出てきたのかね? テストでも良い成績を獲るようになって」
と言っておりました。
彼女も、以前は、泣きながら宿題をしていて、テストで悪い点を取ってきても平気だったそうです。
「このまま、勉強嫌いになったらどうしよう?」
ママも、やはり悩んでいたようです。
現在(いま)、勉強嫌いの子供でも、いつかは目覚めるものなのかも知れません。
でも、目覚めたとき、
「勉強の仕方が解らない」「勉強の基礎がなっていない」
となると、勉強したくても出来ない子になるのは、私の経験からしても確かだと思います。
いま、勉強嫌いでも、最低限の基礎勉強は、無理にでもさせておかないと、目覚めた時に、なかなか、大変な事になり、勉強にそっぽ向かれる事になりかねない気がします。
今、勉強嫌でも、多少は無理にでもやらせておいたほうが良いように思います。