テレビ朝日「しくじり先生」 #しくじり先生 #テレビ朝日 #一匹狼 #オードリー若林

テレビ朝日しくじり先生

f:id:kosodatehiroshi:20210214084348p:plain
一匹狼とは負けた狼の事である

テレビ朝日しくじり先生」に漫才コンビの「ダイノジ」さんが、二週に渡り出ておられました。
しくじり内容は、主に、大谷さん(ネタ担当)のトンガリ過ぎた、若い頃の反省です。
「先輩に挨拶をしない」、他人に世話になっているのに、それを認めない。「自分が一人で掴み取った」と思っている。横柄で礼儀知らずな行動を「スケールのデカさ」と勘違いしている等。
半世紀近く生きられた現在は、自覚されて、後悔、反省されておられたので、それは大変良い事です。もし、分からないまま年を取っていたら、バカというものでしょう。
【でも確かにそんな人は居る】
どの世界にも、程度の差こそあれ、若い頃の大谷さん…番組では「タニってる」と言っていましたけど、その様な人は居るものです。他人からアドバイスを受けたり、何か切っ掛けを貰ったりしても「教わってない。元々俺が自分で掴み取った」俺が、俺が、的な事を言い張る人。
人間一人の想像力(創造力)なんて、たかが知れています。全くの「無」から「有」を作り出せるほど、人間の頭は器用に出来ていません。人間社会で生きている限り、誰しも、人から教わり、切っ掛けを頂き、自分自身も他人に影響しているモノなんだから、それを素直に受け入れて生きて行った方が、広がりが生れるのに、と思います。
【一匹狼とは狼社会で負けた狼の事】
大谷さんは「一匹狼を気取っていた」とも言われました。
「一匹狼」
群れる動物の人間からすると、ちょっと外れた感があって、カッコよい響きなんですが、現実の一匹狼とは、狼の社会で生きて行けなかった「あぶれ者」負け犬(狼だけど)なんですね。「三匹の子豚」に出てくる狼も、森で負けたから、家畜を襲う様になった一匹狼が、モデルになっています。群れの中で、自分の立場を確立して生きて行ける狼こそが、本当に強い狼な訳です。
よく「日本人は群れたがる」と自虐的に言われますが、人間は群れる動物です。日本人に限らず、何国人であれ群れて暮らします。群れるからこそ、色んな大きな事が出来るわけです。もし、人類が単独で暮らす動物だったら、地球上でこれほどまでには栄えなかったでしょう。
トーキョーもニューヨークもロンドンも、巨大なコロニー「群れ」であって、その中で、なんか疎外感を感じているからって、直ぐに一匹狼と思わない事です。村や町に暮らし、ネット通信をやり、お店で買い物をしている限り、結局は一匹狼ではありません。
【余談ですが】
現在の人類は全て、ホモサピエンスの末裔と言われています。二万年ほど前までは、ヨーロッパからアジアに掛けてネアンデルタール人も居ましたが、アフリカ出のホモサピエンスだけが繫栄し、ネアンデルタール人は滅んでしまいます。
何故か? 「ネアンデルタール人は集団を作れなかったから」と言われています。
チームワークの出来るホモサピエンスは、様々な環境に適応出来たと考えられています。
因みに、純粋なホモサピエンスはアフリカ大陸のみに見られ、ヨーロッパからアジア、ネイティブアメリカに掛けては、ネアンデルタール人の遺伝子も、何パーセントか引き継いでいると言われます。
この記事が面白いと思ったら、ブログ村プロフィールをポチしてください
PVアクセスランキング にほんブログ村
子育てヒロシのオフィシャルブログ - にほんブログ村