小学校に上がった途端、言葉づかいが悪くなった

新小学一年生に捧ぐ

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今年は、コロナ風邪のせいで、新一年生になったものの、ほとんど学校に行けない。という、お子さんも沢山おられるでしょうね。我が家の倅も、一学期は実質一か月位しか登校しておりません。課題とリモート授業ばかりやっていました。

今年の、新小学一年生はひょっとして例外になるかもしれませんが…こんなお話。

第一子が、今年から新小学一年生になる。
という親御さんの多くが、多分、経験されると思います。小学生に上がると、言葉遣いが極端に悪くなります。
我が家の倅が、一年生になった時もそうでした。
PTAの委員会の集まりで、同じ一年生の親御さんが、悲愴な面持ちでこう言われました。
「この間、コンビニに行ったとき、一年生の子達が、学校帰りに立ち寄っていたので、注意をしたら…〝なんだこいつ?〟と言われました」

この親御さんにとっては、まだ一年生になったばかりの子に、毒づかれた様に感じられて「まるでヤ○ザのようでした」と大変ショックだったようです。

同じ頃に、私も倅と町を歩いていて、自転車で通りかかった男の子が、いきなり倅に向かって、
「あっ、こいつ知ってんぞ!」
と柄の悪い言い方をしてきて、カチンと来たことが有ります。

その子は倅のクラスメイトで、その後、ほぼ毎日遊ぶ友達に成っていて、我が家に来た時は「お邪魔します」とか、私が何か言うと「はい」「はい」など、キチンとした言葉遣いをするようになっていました。

我が家の倅とて、例外ではありません。
一年生になって直ぐ、言葉遣いが悪くなりました。

前述のコンビニ立ち寄りと同様に、倅のクラスメイトが学校帰りに、予告もなく直接遊びに来たことが有って、
「学校のルールだからね。一度、家に帰ってから遊びに来な。ママだって心配してるぞ」
と言うと、その子は「えーっ? じゃあ送ってって」と、ちょっと見当違いな事を言ってきました。
まあ、送って行きましたけどね。(まだ小一だし)

何の影響で、言葉遣いが悪くなるのか分かりません。
しかし、これらは、大体が一過性のモノで、ほぼ全国の新一年生に共通する現象の様です。
概ね、夏休みの終わり頃には、普通に戻り二年生頃には、多少、大人びた言葉遣いが出来る様に成りますので、ご心配なされないように。

愛想の良かった子供が、人見知りっぽく成り始める事もあります。
大体二年生頃から始まる様に思います。これは、ある種、自我に目覚めた証なので、やっぱり、そう心配しなくても良いでしょう。

誰にでも、愛想が良い子の方が、感じは良いですが、でも、これも、子供の成長の一つです。

余談ですが、倅が保育園時代に一緒だった女の子と、時々、街角でバッタリ出会うことがあります。

以前は、無邪気に「倅君パパ」と呼んでくれて、問いかけに対しても
「うん、そうだよ」
とか別れるときも
「じゃあね。バイバイ」
と言っていたのに、二年生頃から「はい、そうです」とか「失礼します」と言い始めました。
遠目に私を発見しても、大人のような会釈をしてくるようになりました。昔は、無邪気な感じで、手を振ってくれたものでしたけどね。
小学二年生とは言え、少しずつ大人になりつつあるんでしょう。
でも、なんだか、急によそよそしく成った感じがして、寂しい気持ちは否めませんでした。