WOWOWドラマ「坂の途中の家」 #WOWOW #ドラマ #子育て #モラハラ #サイコパス

WOWOWドラマ「坂の途中の家」を観ました


あらすじ
三才の娘と夫の三人で暮らす専業主婦。子育てに奔走する日常を送っているが、ある日「我が子を虐待死させた」という女性の「裁判員裁判」その「補欠員」に選ばれてしまう。
公判での被告は、まるで他人事の様に、弁護士の用意した抗弁を棒読みで語り、その態度に嫌悪感を抱く裁判員たち。
マスコミも、被告女性を、ブランド志向で派手好み、子育てが面倒になり、我が子を浴槽に浸けて殺したと印象付けていた。
裁判を通し、段々と被告と自分とを重ね合わせてゆく主人公。
やがて、妻想いの夫や義母の「モラルハラスメント」が、被告女性を追い詰めていた事が明らかにされて行く。

モラルハラスメント

ドラマの中で、夫の「妻想い」や、義理の両親たちの「嫁想い」が、自覚のないモラルハラスメントとなって、真面目な性格の主人公を追い詰めてしまっている。その事に、誰も気づいていない所が、恐ろしくも、興味のある所でした。
加えて、ドラマとは言え、あんなに我儘な娘も、ちょっと珍しくはありましたけど。まあ、あの子役はリアルでした。
自分の子供は平均より劣るのではないか?
等と、心配されるお母さんは確かにいらっしゃいます。
我が家の倅が、小学の低学年だった頃、私は「広報」を担当していましたが、広報の集まりで、赤ちゃん期の倅のエピソードを話していた時。
ひとり笑わないママが居て「…ウチの子は、そんなに活発ではありませんでした」と深刻な顔で言われた事があります。
子供だって、それぞれですから、他所の子が、「一歳までに立って歩いた」「言葉が早かった」等は気にする必要はありません。しかし、真面目な親御さん、特に母親の方は深刻に考えてしまう事は多い様に思います。
私の従妹も、小学校低学年までは、ボーとした子供でした。叔母も心配していましたが、今ではチャキチャキのしっかり者オバサンに成長してます。
逆に、「切れ者」に見えた子供が、成人して凡人になる場合もありますけどね。

サイコパス的性格者は必ずモラハラをする

という話
サイコパスの定義には幾つかありますが、最も顕著な特徴として、
自分をコントロール出来ない(意志が弱い)のに、他人の事は自分の都合に合わせてコントロールしようとする。
という物があります。
モラハラ」をする人だから「サイコパス」的性格とは限らないそうですが、サイコパスは、社会通念の体現は下手なのに、理解は出来ているので、コントロールしたい相手の行動をモラル的に批判してきます。

因みに

映画やドラマの影響で、サイコパスは「殺人鬼になる」とか「IQが高い」と思われがちですが、脳科学者の中野信子先生曰く「IQ程度は、非サイコパス人と変わりません」だそうで、必ずしも殺人者になる訳ではないそうです。
ただ、道徳的に躊躇するような場面では、辛抱が利かない為に、それが、思い切りの良さに思え、優秀に見えることがあるそうです。

念のため

我が家はBS環境にありませんが、Huluやプライムビデオで、古いWOWOWドラマを観ています。
WOWOWドラマは良いですよ。地上波で描けない様な、重たいテーマも扱うし、一話54分で全五~六回なので観疲れも余りありません。

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