インフルエンザの予防注射 #インフルエンザ #コロナ #ウイルス #予防注射 #予防接種

家族全員でインフルエンザの予防注射に出かけました

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世はコロナ騒ぎが続いておりますが、インフルエンザのシーズンも近づいてきましたね。
カミサンの会社が家族分の費用を出してくれるというので、お言葉に甘えて、家族全員でインフルエンザの予防注射に行ってまいりました。
病院に行ってみると、雨だというのに、結構な接種希望者が来院されてました。みんな、健康意識が高いんですね。こういう所は日本人の良い所だと思います。
インフルエンザの予防接種は保険が効かないし、値段も病院側が好きに決めて良いので、病院によっては高い所もあります。
コロナ騒ぎで、忘れがちなインフルエンザですが、ウイルス学の世界では、最強のウイルス(人類にとって最恐という意味ではない)とも、呼ばれているので、油断しない方が良いです。毒性も高いし死亡率も意外と高い。
騒動のコロナの場合、重篤化する場合が恐れられていて、変異する速度=毒性はインフルエンザの方が恐いと考える学者さんも居ます。
ただ、コロナの場合。ワクチンが確立されていないことが、今回の騒動の一因でもありますね。
コロナ騒ぎの当初、テレビ等ではしきりに「未知のウイルス」と言われてきましたが、コロナは「未知のウイルス」ではありません。
インフルエンザもコロナも以前から知られていました。なんなら、むしろインフルエンザの方が、人類にとっては新参者かもしれません。
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「新型のコロナだから未知」
とは言いますが、新型の多いインフルエンザの方は「未知」とは言いません。

コロナにはワクチンが無い。

理由のひとつは「研究してこなかった」という事があります。
コロナ風邪も毎年流行しますが、症状も軽いし、病院にも行かず寝て治す人が圧倒的に多かったので研究する人が…まあ、居なかった。ワクチンこさえても、売れないし、売れなければ開発費も回収できない。インフルエンザの方がよっぽど、驚異だしワクチンの重要性もあったわけですね。
「コロナ、脅威の変異」のお陰で、ワクチンの研究が進み始めましたが、一刻も早く開発して欲しいものです。

予防接種=ワクチンと言えば、学校などで学ぶ事もある。イギリス人医師、

エドワード・ジェンナー
(1749年~1823年)

が有名です。
免疫学・ワクチンの父とも呼ばれ、世界で初めてワクチンを作った。と教わる事も多いのですが、でも、ちょっと調べてみると、面白い事がわかります。
ジェンナーは、天然痘の予防接種で有名になりました。ワクチン、抗体の発見者として、ヨーロッパで有名に、そして、明治維新後には日本でも有名になりました。
しかし、ジェンナーが独力で、抗体を発見したかというと、やっぱり違う。
天然痘は紀元前から、新大陸アメリカを除いて、世界中で流行を繰り返していました。日本でも奈良時代に大流行した記録があります。
同じアジア圏、インドでも定期的に流行を繰り返していたのですが、なんと、インドでは紀元前1000年頃から「人痘法」というものが、行われていました。
「人痘法」とは、天然痘に罹患した人から、膿を採り、乾燥させ弱毒化させて、健康な人の肩等に傷を付けて接種させる方法です。まあ、いわゆる「生ワクチン」なんでしょうね。
これによって、人間に抗体を作らせる方法で、古代インド人は既に、漠然とかも知れませんが、抗体の存在を知っていた事になります。
「人痘法」は、インドだけに留まらず、トルコや中国にまで知られ、日本にも知られていたそうです。
だだし、「人痘法」は接種した後に、2~5%の確率で天然痘を発症するリスクがありました。(ポリオの生ワクチンにも同様のリスクがありました。現在は不活性ワクチン)
そこで、イギリス人ジェンナーは、当時、植民地であったインドでこの「人痘法」の効果とリスクを知り、なんとかリスクの低い方法はないか、という事で「牛痘法」を発見します。
伝承によれば、牛から搾乳する人に「天然痘患者」が少ないことから、牛の疱瘡の膿を人に植え付ける事を思いついた。
とされています。
意地の悪い見方になりますが、話に、作為が感じられます。
まあ、いずれにせよ。「人痘法」から「牛痘法」に改良されたことで、一応、世界から天然痘は根絶された訳ですから、まるまるジェンナーの手柄ではないにせよ、良い結果を招いた訳ですね。
因みに、天然痘は人、牛、以外にも猿や羊、豚などでも近縁種があるそうです。
天然痘が、世界で一応の根絶を見たのは、変異しにくいDNA型のウイルスだった事も理由として挙げられます。

行列ができる殺人ウイルス本

中途半端な教科書,ノートは学ばない。それが賢い教科書,ノートの流儀。


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